
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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今日のドル円 テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)
■ドル円の動向
- 現在、ドル円は7営業日連続で陽線を形成し、力強い展開となっている
- フィボナッチを引くと、半値戻しの水準である156円は昨日突破し、今日は156円半ばまで上値を切り上げている
- 次のターゲットは61.8%戻しの157円となる
■テクニカル分析
- 10日線と20日線はデッドクロスになっているが、短期的な陽線の連続で上昇傾向であることが分かる
- RSIは50ライン上で上昇しており、基本的には上昇の目線に変わりない
■今後の見通し
- 本日21時半にアメリカの生産者物価指数(PPI)が発表され、結果次第で十分な動きが出る可能性がある
- 157円を突破した後は、円買い介入の警戒感が出てくる可能性がある
- イエレン米財務長官が3度目となる介入に対する発言を行い、本邦政府・日銀としては介入を行いづらくなる可能性がある
- ニューヨーク連銀が4月の期待インフレ率を発表し、前回から上昇している
- PPIや明日の消費者物価指数(CPI)が予想を上回る可能性があり、FRBの利下げ開始時期が後ずれする可能性がある
- パウエルFRB議長の講演でも、利下げに対する見解に注目が集まる
■取引戦略
- 上昇基調に変わりないため、基本的な買い目線、押し目買い目線に変わりない
- 157円が1つのターゲットになっており、そこを突破して明日のCPIを迎えるのか、156円から155円台で横ばいになって明日を迎えるのかに注目する
総じて、ドル円は上昇基調を維持しており、157円到達のカギは本日の生産者物価指数の結果にかかっている。イエレン米財務長官の介入に対する発言やパウエルFRB議長の講演にも注目が集まる。押し目買いを中心とした戦略が有効と考えられる。
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。


