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大口投資家の動向は?「円ネットショート6週連続で増加し約17年振りの水準を更新」【最新IMMポジション】2024/4/30

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート6週連続増加

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットショートに転じる

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート6週連続増加】
4月23日時点で円のポジションは、ドルに対して18.0万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが取り崩され、ショートが積み増されたことから、ネットショートは前週から約1.4万枚増加し3週連続で2007年6月以来の水準を更新した。
期間中のドル/円相場は、日米韓の財務相による共同声明で円安をけん制したことなどもあり、政府・日銀による円買い介入の「レッドライン」と見られた155円を手前に円安の流れは一服。
それでも投機筋は円安の流れは変わらないと見る向きが多いようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットショートに転じる】
4月23日時点でユーロのポジションは、ドルに対して1.0万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングは取り崩され、ショートが積み増されたことで、2022年9月以来のネットショートに転じた。
期間中のユーロ/ドルは、イランとイスラエルの対立による中東の地政学リスクがひとまず後退したことや、ユーロ圏の景気先行き不安が後退したことなどにより、1.07ドル台まで上昇した。
もっとも、欧州中銀(ECB)が次回会合(6月)で利下げを開始し、その後も追加利下げを行うとの見通しが強いため、投機筋はユーロが上昇した局面をユーロ売りの好機と捉えたようだ。


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IMMポジション


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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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