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週間見通し:ドル/円もユーロ/円も買いトレード継続!【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

 

FXトレードストラテジー

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2024年4月17日14時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

ドル/円は152円を超えて、あっという間に154円台後半まで上値を伸ばしてきました。 
154円台半ばで利食いを入れており、150-151円台の買いトレードは成功しました。 似たような値動きになると予想します。 
152円のレジスタンスラインを超えるのに、1カ月弱かかりましたので、今回もそのような値動きに近い形でしょうか? 

ドル/円、再び高値圏での揉み合い相場が始まるのか?

出所:TradingView

ドル/円4時間足です。
勝手に目先の高値を154.95円付近と定めて、すでにフィボナッチを引いてみました(笑)
フィボナッチを今週月曜の安値から引きますと、この水準から半値押し水準まで押し目買いを狙っております。
またこの水準からの買いをしばらくキープする前提でいきたいと思います。155円を超えない限り、少なくとも為替介入は入らないでしょう。個人投資家や機関投資家の売りを誘って為替レート水準を緩やかなものにする、ぐらいの狙いで日銀も動いてくると考えます。
そろそろレートチェックなどと発言があればですが、そこは下落したところは買い場になると予想します。
今週後半からは153円台後半で買いポジションを作り、2-3週間気長にスワップを狙ったトレードをキープし、最終的に抜けたところを利食いするイメージです。
為替介入が入るとしたら、155円を抜けて156円手前までショートカバーが入ったタイミングぐらいでしょうか?このシナリオでトレードをしていく予定です。

原油価格上昇、インフレ再燃でECBは利下げが1回?

出所:TradingView

原油価格日足から確認します。
中東リスクで上昇を続けていましたが、先週金曜日24時にTOPをつけて反落となりました。
イランがイスラエルを攻撃したのでセルザファクトが起きたのでしょう。
RCI26もTOPアウトを示唆しつつあり、しばらく調整期間に入ると予想します。目先トレンドライン方向、最終的には80ドル前後まで押し目を作りにいくように考えております。
しかしながら、そこらが限界でしょうか?中東リスクは中長期化すると予想します。
そして昨年の原油価格と比較しますと、80ドル台前半は第2四半期比で計算しますと、15-20%程度価格が上昇しています。よって各国のCPIに影響してくるでしょう。
中東リスクは中長期化=原油価格高値圏で維持、となりますので、欧州の利下げは6月に1度きりになると予想します。
つまり、下値は限定的という個人的な読みです。

ユーロ/円、165円方向か?

出所:TradingView

そうなりますと、ユーロ/円の上昇も続くように感じます。
リスクオフの円買いは一時的なものと判断し、やはり金利差にて断続的な買いが入ると予想します。
ユーロ/ドルが下げそうですが、そこまで押さないと考えられます。
来月から発表される欧州圏のCPIも徐々に上昇していくイメージを持っており、利下げをすると、さらにCPIは上昇し、再び3%に近い水準になりかねないと思います。
インフレ長期化に繋がる引き金になるのではないでしょうか。
ということで、すでにECBの利下げは織り込まれているとも考え、ユーロ/円は買いトレード継続でいきます。
目先165円方向を意識し、買いポジションキープ、スワップでじっくり稼ぐ戦略も踏まえて低レバレッジ運用をしていきます。
ドル/円、ユーロ/円の買いトレード継続です。

【ひろぴー氏出演動画】

 
ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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