S&P500CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」での銘柄名:米国SP500)について、現在までの推移とこの先のポイントについて短時間で確認できるよう簡潔にまとめました。
ここまでのS&P500の値動き まとめ
4月3日の米国株式市場で、S&P500種株価指数とナスダック総合指数は小幅に反発した。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は講演で、利下げを決定する前に様子見の姿勢で臨む考えを改めて示した。最近のインフレ指標は全体像を大きく変えるものではないとの見解を示し、市場に一定の安心感が広がった。ただし、パウエル議長は利下げ開始時期やその回数について、今後のデータ次第との慎重な姿勢を崩さなかった。
個別銘柄では、半導体大手のインテルが製造部門の赤字拡大見通しから急落。ウォルト・ディズニーも株主総会での取締役選任を巡る議論から売られた。
経済指標では、米3月ADP民間雇用者数が市場予想を上回る伸びとなり、雇用市場の堅調さが改めて示された。一方、米3月ISM非製造業景況指数は2カ月連続で低下し、仕入れ価格指数は4年ぶりの低水準となった。
市場関係者の見方は分かれており、利下げ開始時期を巡る不透明感から、当面は値動きの荒い展開が続くとの指摘がある一方、経済の底堅さを背景に株価は持ち直すとの見方も出ている。
ただ、年初の好調からは一転して、4月に入り米国株式市場は調整色を強めている。インフレ鈍化とFRBの利下げ期待を支えていたシナリオが揺らぎつつあるためだ。FRBが利下げに転じるには、まだ時間がかかるとの見方が広がっている。
最新のS&P500CFDチャート(外為どっとコム「CFDネクスト」)
30分足チャート
日足チャート
日足チャートを見ると、10日移動平均線が横ばいになり、トレンドレスの形になった。昨日終値は、移動平均線の下に位置している。相場の過熱感をはかるRSIは、基準である50を割り込んで低下している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
米国SP500 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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S&P500の上昇・下落要因
上昇要因
経済指標の改善: 雇用統計、GDP成長率、消費者信頼感指数などの経済指標が良好な場合、市場の信頼感が高まる。
企業業績の向上: S&P 500を構成する企業の業績(収益、利益など)が予想を上回る場合、株価は上昇する傾向にある。
低金利環境: 金利が低いと、投資家はよりリスクのある資産(株式など)に投資しやすくなる。
政策的支援: 政府や中央銀行(FRB)による経済刺激策や金融緩和策が市場を支える場合がある。
技術革新: 新技術や産業のイノベーションが将来の成長への期待を高める場合がある。
外国からの資本流入: 外国投資家による米国株への投資が増加すると、株価は上昇しやすい。
下落要因
経済指標の悪化: 経済指標が悪化すると、経済の先行きに対する懸念から株価が下落することがある。
企業業績の悪化: S&P 500を構成する企業の業績が予想を下回ると、株価は下落やすい。
金利の上昇: 金利が上昇すると、借入コストが増加し、企業の利益に悪影響を及ぼす可能性がある。また、安全資産へのシフトが起こる可能性もある。
地政学的リスク: 戦争、テロ、政治的不安定などの地政学的リスクが高まると、市場のリスク回避姿勢が強まる。
規制の変更: 企業活動に影響を与える法律や政策の変更が予想される場合、市場は不確実性を嫌って株価が下落することがある。
市場の過熱: 株価が実体経済と乖離して過熱感がある場合、調整が入りやすく、下落につながることがある。
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