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ドル/円、34年ぶり円安水準!152円への期待と警戒が交差する中、今晩再び高値トライも!?【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

 

FXトレードストラテジー

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2024年3月27日14時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

今月の日銀・金融政策決定会合後、ドル/円はさらに上昇し、152円手前まで上値を伸ばしました。今週は目立った経済指標はPCEのみで、金曜日はイースター休暇です。
よって、月末ロンドンフィキシングは事実上、明日の木曜日となるでしょう。
今週のマーケットはおとなしく推移する方向で考えていたのですが、本日正午ごろからドル/円が151.97円まで上昇し、34年ぶりの高値をわずかに更新しました。
現在は神経質な展開となっており、高値を超えていくか注目が集まる週後半となりそうです。

ドル/円、押し目買いはトレンドラインから?

出所:TradingView

ドル/円5分足です。
先ほど、鈴木財務相から「行き過ぎた動きには断固たる措置」と発言があり、瞬間急落しました。

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA273J80X20C24A3000000/

為替介入をほのめかす発言となり、上値が少し重くなったかもしれません。
しかしながら、為替介入が簡単にできるような発言内容でもなさそうです。
過去にこのような発言は全て押し目を形成していますので、今夜あたりに再び高値をトライするかもしれません。今日、明日の月末ロンドンフィキシングが引き金となる可能性もありそうです。短期的に高値で買っていくならば、トレンドラインからの押し目買い、あるいは、151.50円付近のプライスの節目から買いトレードでしょうか?
スイングトレードで上昇を狙うのであれば、151円台で1ポジションは少なくともロングポジションを持っておきたいところです。

ドル/円、160.16円を再確認

出所:TradingView

以前ご紹介したかもしれませんが、ドル/円四半期足です。中長期のターゲットを今一度確認しておきましょう。
ずばり、1990年4月にICEでつけた「160.16円」が今回の最終ターゲットです。
現状の高値を抜けたら160.16円が意識されることになるでしょう。そのほか、トリガーオプションが設置される155円、160円を気にしておけば十分だと考えます。
30年かけて作った逆三尊ですが、最後のネックラインに向けて中期的に上昇を演じるのかもしれません。

ドル/円、もう一つの目安は153.50円付近?

出所:TradingView

ドル/円4時間足です。
今月の下落調整からのフィボナッチ・エクステンションも記載しております。
152円を突破後、目先のターゲットは1.618%の153.50円付近が一つの目安となると考えております。
何年ぶり、何十年ぶりの高値や安値はテクニカル分析が正直効きにくく、フィボナッチ・エクステンション程度しか参考にできないため、ご紹介します。
上記のターゲットを意識して買いトレードを実演する場合、押し目買いを狙うならば、150.80-90円のサポートラインからが良いかも知れません。
さらに深い押し目買いから狙う場合、149.20円付近のサポートラインから。
この二つのポイントを意識して指値注文も狙っていきたいと思います。
まとめますと、前述通り、このまま上昇してしまうリスクも兼ねて、5分足で1ポジション、そのほか、多少の押し目買いを意識して、指値注文を。
この戦略で153.50円を狙うトレードを実行していきたいと思います。

【ひろぴー氏出演動画】

 
ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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