前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
20日、前日の日銀会合を受けた円売りとFOMCでのドット・プロット上昇修正期待のドル買いでドル円はNY時間序盤に151.815円まで上昇した。注目されたFOMCではドット・プロットで今年3回の利下げ予想が維持され、米長期金利の急落とともに、ドル円は売りが先行、151円前半まで下げた。一方で2025年・2026年の金利見通しが上方修正され、来年以降の利下げが昨年12月時点の予測よりも緩やかになるとの見通しが示されたため、ドル円は売買が交錯し151.705円まで反発した。
その後は、日経新聞の「日銀の追加利上げ『10月』『7月』観測」とのヘッドラインで、円が急速に買われたほか、パウエル議長が会見で、年内の利下げの可能性を再表明したほか、バランスシート縮小ペースを近々減速すると発言し、ドルも売られ、ドル円は150.718円まで下落した。
本日アジア時間、鈴木財務相の「為替市場の動向を高い緊張感をもって注視」との発言で介入警戒感もある中、ドル円はFOMC後の調整売りが継続し、150.265円まで下落。売り一巡後は植田日銀総裁による参院財政金融委員会での「当面、緩和的な金融環境継続で経済・物価を支える」との発言や底堅い日経平均を受けて、ドル円は買戻しが進行、151円レベルまで上昇している。
取引金額
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市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
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