前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
7日、日銀の早期政策修正期待が高まる中、米長期金利の低下に伴ってドル円は147.579円まで下落した。売り一巡後は、ドル円は148.298円まで買い戻されるも、その後のパウエルFRB議長の上院での議会証言で、「もし、経済が想定通りに展開した場合、年内に利下げ開始することが可能に」「利下げを確信するのはそう遠くはない」と、年内の利下げの可能性を示唆、米10年債利回りの低下とともに、147.890円まで下落した。
尚、ECBは昨日、定例理事会で予想通り政策金利を4会合連続で据え置き、成長やインフレの見通しを下方修正、さらにラガルド総裁は会見で、6月の利下げの可能性を示唆したためユーロドルは1.08677ドルまで下落した。売り一巡後はラガルド総裁の「インフレに関する確信は十分ではない」「ECBの景気抑制的な政策の時期は当面続くだろう」「今回の会合で利下げは議論しなかった」との発言でユーロの買い戻しが入り、ユーロドルはNY時間終盤にかけて1.0949ドル付近まで上昇した。
本日アジア時間、序盤に本邦10年債利回りが上昇、日米金利差縮小でドル売り・円買いが進行、ドル円は147.524円まで下落したが、日経平均の底堅さを受けてその後は下げ渋った。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
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