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ドル円午前の為替予想、米PCEデフレーターは急変のきっかけとなるか!? 2024/2/29


午前の為替予想は… 米PCEデフレーターは急変のきっかけとなるか

作成日時 :2024年2月29日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

149.700-151.500円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%の小幅高。海外市場を中心にドル買いがやや優勢となったが、今月13日に付けた今年の高値150.88円前後を目前に伸び悩んだ。151円付近ではオプション絡みの防戦売りが出やすいとの観測も相まって、この水準が上値抵抗として意識されているようだ。
本日も150円台後半で上値の重い展開が見込まれるが、注目の米1月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)がNY市場序盤に発表されることから、発表までは下値も限られそうだ。なお、米1月PCEデフレーターの市場予想は前年比+2.4%で、前月の+2.6%から鈍化すると見られている。食品とエネルギーを除いたコアPCEデフレーターも前年比+2.8%(前月+2.9%)に鈍化すると予想されている。市場予想以上に鈍化するようならドル売りが強まると見られ、ドル/円は節目の150.00円を割り込む可能性もあろう。一方、PCEデフレーターが消費者物価指数(CPI)に続いて高止まりするようだとドル買いに傾く公算が大きく、3カ月半ぶりの151円台に上伸することも考えられる。いずれにしても、このところ150円台でのもみ合いが続いているだけに、PCEデフレーターが急変動のきっかけとなり得る点には留意したい。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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