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ドル/円、レンジ相場の突破は間もなく!?買いトレード継続!【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

 

FXトレードストラテジー

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2024年2月28日14時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

本日10時に発表されたRBNZですが、政策金利は変更なし、声明では「インフレ期待が低下していることに安心感がある」とし、「インフレ見通しに対するリスクは均衡が取れつつある」と姿勢を表明。一部、再利上げを期待した今月の上昇トレンドを否定する発表となりました。
これを受けてNZDは下落、どの通貨に対しても全面的に下げています。
先日、NZの利上げ期待記事を書きましたが、その思惑とはなりませんでした。
よって、今月断続的に上昇したNZDの調整相場がスタートしたと考えます。
早速ドテンショートしてエントリーを狙っていきます。

NZドル/円、半値戻しは妥当?目先91円割れ狙い

出所:TradingView

まずはNZドル/円です。2月の安値から高値までフィボナッチを引きましたが、この期間だけで4円程度も上昇しているので、トレンドの半値押し(50%)まで下落しても売られすぎにはならないでしょう。
目先、ここをターゲットに据えて、多少のオーバーシュートも起こるでしょうから、61.8%ラインの90.86円付近を第二ターゲットとしてトレードしていきたいと考えました。
RCI分析になりますが、RCI52(橙)が+80ラインを割り込みそうです。加えてRCI26(水色)が-80ラインを割り込みそうです。この2本のラインが同時にRCI的に重要ラインを割り込みますと、強いトレンド発生する確度が高いです。
ここから断続的なショートトレンドが生まれる可能性が高いと踏んでドテン売りトレードを開始しました。まずは打診売りを行い、戻ったところで追加を入れて売りポジションを積み増していく方針です。

NZドル/米ドル、0.6150付近はクラスターポイント

出所:TradingView

また同じく、NZドル/米ドルの1時間足チャートです。ドル/円は上昇方向で見ていますので、こちらもショートポジションを持っておこうと、同じく成行売りと戻り売りの指値注文を入れて様子を見たいと考えました。
戻り売りの目安は、ちょうどフィボナッチが0.382%まで戻る0.6150水準であろうと、この手前から指値注文で対応していくつもりです。
またレジサポラインでもありますので、条件が重なっているクラスターポイントになります。
夕方にかけて短期的に戻った場合、絶好の戻り売りポイントとなるかもしれません。
この動きに期待して、打診売りポジションを持っておりますが、さらに売り増しを狙う2段構えの戦略でいきたいと思います。

ドル/円はまた1週間こう着状態!

出所:TradingView

続いて、ドル/円4時間足です。
先週と変わらず、アセンディングトライアングル継続中であり、かなり狭いレンジ相場です。
この2週間、ゆっくりと下値を切り上げてきており、上値は150.85円付近で抑えられている状況ですが、タイミング的には間も無くでしょうか?
ドル/円を除いたユーロ/ドルやポンド/ドル、豪ドル/ドルなどの通貨ペアは上昇トレンドを終えて調整が入りそうな形状になりつつあります。ですので、そのタイミングでドル/円も上値を抜けてくると予想しています。
すでに先週、先々週と買いトレードのコラムを配信済みですので、これ以上のポジション増加はなし、ポジションホールドして151円台に乗るのを待ちたいと考えています。
151円を超えますと、サポートラインが150.85円と151円に出来上がると思いますので、まずはレンジの一段階切り上げを期待して買いトレード継続でよろしいのではないでしょうか。
押し目を狙われる方は、トレンドラインの浅い押し目からのエントリーで良いと思います。
もう少し引きつける場合は150円手前からです。しばらく149円台も見ておりませんので、150円に近づくにつれて買いオーダーも入ってきそうです。
今週後半はNZドル売りトレード開始、ドル/円ロングポジションはキープとしたいと思います、ご参考まで。

【ひろぴー氏出演動画】

 
ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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