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ドル円午前の為替予想、34年ぶり高値が視野に!介入への警戒が必要か? 2024/2/14


午前の為替予想は… 3カ月ぶり150円台!34年ぶり高値が視界に

作成日時 :2024年2月14日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

149.400-151.900円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は3カ月ぶりに150円台へと上昇。米1月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったことを受けて米長期金利が上昇すると昨年11月17日以来の高値となる150.88円前後まで上伸した。中でも、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIが前年比+3.9%と鈍化予想に反して高止まりしたことで米利下げ観測が一段と後退。米国のサービス分野におけるインフレの根強さがあらためて示されたとの見方から3月利下げの市場織り込みは10%を下回り、5月利下げの織り込みも30%台に急低下した。
ドル/円は、あと1円余りに迫った昨年高値(151.91円前後)および一昨年高値(1990年以来の高値=151.94円前後)を視界に捉えた格好で、本日も上値試しの展開が続きそうだ。ただ、150円以上の水準では本邦当局による円安けん制への警戒が必要になる。昨年も財務省の神田財務官が円買い介入について「スタンバイだ」と発言したことでドル安・円高に振れる場面があった。こうした口先介入にドル高・円安トレンドを変える力はないと見るが、実弾介入が近いと思わせる強いけん制があれば一時的にせよ円を買い戻す動きが強まる可能性が高い。仮に本日中に151円台後半への上値試しがあるとすれば、介入への警戒感がいくぶん薄れる海外市場で、という展開になりそうだ。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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