「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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目次
今日のドル円 トレードシナリオ
テクニカル分析で環境認識
①日足:148.80円台が重い・・・前日に148.89円前後と今年高値を更新するも148.80-149.00円の上値抵抗が意識されて伸び悩んでいます。ただ、上昇トレンド継続中のため大きく反落することは考えにくいでしょう。3本の移動平均線が密集しており方向感に欠ける値動きが続いていますが、引き続き底堅い相場展開が想定されます。
ドル/円 日足チャート
トレード方針:買い目線
②相場展開の予想・・・148.80‐149.00円が強い上値抵抗となっていますが、上昇トレンド中であるため買い目線で考えて行きましょう。
③トレードタイミング・・・押し目買いポイントは、147.80-148.00円付近と見ます。また、148.30円付近も直近安値付近として下げ渋ると買い場になる可能性もあるため注目です。なお、148.800-149.00円の上値抵抗から反落すれば短期戻り売りポイントとなる可能性があります。
ドル/円 60分足 ネオチャート(図1)
ドル/円 外為注文情報(図2)
https://www.gaitame.com/markets/order/
注目経済指標・イベント
米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測の後退を背景とするドル買いは一巡しつつあるようです。今夜は特に注目のイベントが予定されていないこともあって、ドル/円は引き続き148.80-149.00円付近が上値抵抗として意識されやすいでしょう。海外市場でも上値の重い展開となる可能性がありそうです。
2/6(火)
16:00 独12月製造業新規受注
18:00 ECB1年/3年先インフレ予想
18:30 英1月建設業PMI
19:00 ユーロ圏12月小売売上高
22:30 カナダ12月住宅建設許可件数
26:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
27:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
27:00 米3年債入札(540億ドル)
28:00 コリンズ米ボストン連銀総裁講演
30:45 NZ10-12月期雇用統計
2/7(水)
09:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料
『17時からFXライブ配信』
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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