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豪ドル/円 見通し「6日にRBA政策金利...市場は早ければ5月にも利下げとの見方」注目の高金利通貨 1月31日号

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メキシコペソや豪ドルなど投資家にとって魅力的な通貨の最新状況について、これまでの動向や注目ポイントについて解説します。

作成日時 :2024年1月31日16時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
X(Twitter)@KandaTakuya

豪ドル/円チャート(日足)

豪ドル円日足チャート

※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

「足元の豪ドル/円は97円台中心のもみ合い」

 NYダウ平均が連日で史上最高値を更新するなど米株高の流れが続いた半面、中国経済を巡る不安が広がる中で、市場心理に左右されやすい豪ドル相場は方向感を欠く展開が続いています。豪ドル/円は、欧米株高を背景に29日には97.69円前後まで強含みましたが、30日に香港高裁が中国不動産大手の恒大集団に対して清算命令を出したことで伸び悩むと、31日には豪10-12月期消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したことを受けて一時96.80円台に反落しました。ただ、豪CPIは鈍化したとはいえ依然として前年比4%台で、RBAのインフレ目標である2-3%を上回っています。このため、豪中銀(RBA)はもうしばらく政策金利を高めに維持すると見られることから豪ドルは売り一巡後にやや値を戻しています。

「目先の豪ドル/円の注目ポイントはRBA」

 RBAは2月6日に政策金利を発表します。昨年12月の前回会合終了時点では利上げ観測が僅かに残っていましたが、現在では据え置きが確実視されています。この間、豪州では雇用情勢が軟化した上にインフレが鈍化。中国の景気先行きに対する不透明感が増したこともあって、RBAがタカ派スタンスを維持するとの見方は大きく後退しました。こうした中、豪金利先物市場は早ければ5月にも利下げが始まるとの見方に傾きつつあります。それだけに、RBAが6日に発表する声明に注目が集まっています。仮に、これまで「金融政策をさらに引き締める必要があるかどうかは、データとリスク評価次第だ」としてきた声明の文言を削除するようだと、市場は利下げ観測をさらに強めることになりそうです。

当面の豪ドル/円の見通し

予想レンジ
95.250円~97.750円

基調
上値重い

当面の注目ポイント
☆2/6 RBA政策金利
・主要国株価、国際商品価格

豪ドル/円(AUD/JPY) 為替チャート・FXチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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