【ユーロ円週間予想】“ユーロ強気”の流れ。164円超えで越週すれば一段の上昇へ。159.50以下で終えた場合は“ニュートラル”に変化。
直近の日足は小陽線で終えている。上昇エネルギーの強いものではないが、下値を切り上げる流れを維持しており、週初から上値トライの流れが継続しよう。但し、159.50以下で終えた場合は下値を急角度で切り上げて来た流れが変化して、調整下げ局面入りの可能性が高くなる。この場合でも156円を割り込んで終えない限り、短期トレンドは“ユーロ弱気”に変化しない。また、163.50-60，164.10-20に日足の上値抵抗があるが、164.30超えで終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は161.90-00，163.00±10銭、163.50-60に、下値抵抗は160.90-00，160.10-20，159.60-70にある。21日、120日、200日移動平均線は158.22，158.69，156.07に位置しており、短・中期トレンドをサポートしている。
一方週足を見ると、寄付き安値の陽線引けとなり下値を急角度で切り上げている。短期トレノンドは強い状態を維持しており、今週も上値トライの動きが継続しよう。162.00±10銭、163.60-70に週足ベースで見た強い上値抵抗があるが164円台に乗せて越週した場合は、新たな上昇エネルギーを得て一段の上昇に繋がり易くなる。逆に週足の下値抵抗が159.00-10にあるが、これを割り込んで越週した場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが若干高くなる。この場合でも155.50以下で越週しない限り、調整的な下げの範囲内となり、短・中期トレンドは大きく変化しない。今週の週足ベースで見た上値抵抗は前述の通り。下値抵抗は160.10-20，159.00-10、158.00-10，157.00-10にある。31週、62週移動平均線は158.12と151.37に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。
今週の戦略は、ユーロ買いは160.90-00で軽く買って160.00で撤退するか、160.10-20の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは159.40で撤退。トレンドが強い状態にあるので、ユーロ売りは今週いっぱい様子見としたい。
上値は、161.60-70に軽い抵抗が、162.00±10銭、162.30-40，162.60-70，163.10-20，163.50-60，164.10-20に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。下値は、161.10-20に軽い抵抗が、160.90-00，160.60-70，160.10-20，159.60-70に強い抵抗があるが、159.50以下で終えた場合は短期的なサポートラインを下抜けて下値リスクがやや高くなる。この場合でも156円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となる。
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