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FX/為替「米NFPは上昇も過熱感は低下、3月利下げは五分五分」米国雇用統計のふりかえり 2024年1月号 By 外為どっとコム総研

米雇用統計ふりかえり

執筆日時:2024年1月9日14時20分
執筆者  :株式会社外為どっとコム総合研究所 小野 直人

USDJPY15分チャート
※チャート:ドル/円-15分足
 外為どっとコム「ネオチャート

米NFPは上昇も過熱感は低下、3月利下げは五分五分

1月5日、米労働省が発表した12月の非農業部門雇用者数(NFP)は21.6万人増と、市場予想(17.0万人)を上回ったほか、失業率も3.7%(市場予想3.8%)を下回り、米国の雇用情勢の底堅い結果が示されました。ただ、11月分のNFPが19.9万人から17.3万人、10月分のNFPが15.0万人から10.5万人へ下方修正されたほか、12月分の労働参加率も低下するなど、労働市場の過熱感は減少傾向が続いています。米国の3月利下げを巡っては、五分五分となっています。

145.07円付近で推移していた米ドル/円は、結果を受けて一時145.961円まで急騰しました。しかし、NFPの下方修正やその後に発表されたISM非製造業景況指数が50.6まで低下したことを受けて、143.802円まで下げる局面もありました。もっとも、下振れ一巡後は144円後半へ戻すなど、底堅さを示しました。また、株式市場は金利が上昇したことで売りが先行したものの、その後は米国のソフトランディング期待から買い戻され、ダウ平均株価は25.77ドル高い37466.11ドルで越週しました。

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米雇用統計の予想と戦略(先行記事へのリンク)

 
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