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FX/為替「見た目ほど強くない米雇用統計とISM非製造業の悪化で乱高下… 144円割れからの戻りが底堅さ示す」 外為どっとコムトゥデイ 2024年1月8日号(短縮版)

ドル/円を中心に、前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年1月8日9時20分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼5日(金)の為替相場
▼5日(金)の株・債券・商品市場
▼外為注文情報/ ▼本日のひとこと/ ▼注目の経済指標

1月5日(金)の為替相場

ドル円 30分足

期間:5日(金)午前7時10分~6日(土)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

1月5日 主な出来事

16:00 ドイツ11月小売売上高(前月比) -2.5%
前回+1.1%(1.3%)
予想-0.1%

19:00 ユーロ圏12月消費者物価指数(HICP)・速報値(前年比) +2.9%
前回+2.4%
予想+3.0%
19:00 ユーロ圏12月HICPコア・速報値(前年比) +3.4%
前回+3.6%
予想+3.5%

22:30 カナダ12月新規雇用者数 +0.01万人
前回+2.49万人
予想+1.35万人
22:30 カナダ12月失業率 5.8%
前回5.8%
予想5.9%

22:30 アメリカ12月非農業部門雇用者数(前月比) +21.6万人
前回+19.9万人(17.3万人)
予想+17.0万人
22:30 アメリカ12月失業率 3.7%
前回3.7%
予想3.8%
22:30 アメリカ12月平均時給(前月比) +0.4%
前回+0.4%
予想+0.3%
22:30 アメリカ12月平均時給(前年比) +4.1%
前回+4.0%
予想+3.9%

24:00 アメリカ11月製造業新規受注(前月比) +2.6%
前回-3.6%(-3.4%)
予想+2.1%

24:00 アメリカ12月ISM非製造業景況指数 50.6
前回52.7
予想52.6

29:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「経済が正常化すれば、FRBは金利を正常化すべき」
「景気減速に伴う失業率の上昇は緩やかと見ている」
「労働市場は非常に安定した軟化パターンで動いている」

1月5日(金)の株・債券・商品市場

日経平均 33377.42△89.13
豪ASX  7489.072▼5.026
上海総合 2929.183▼25.165
英FT   7689.61▼33.46
独DAX  16594.21▼23.08
NYダウ  37466.11△25.77

日10年債利回り 0.610%▼0.005
豪10年債利回り 4.134%△0.083
英10年債利回り 3.787%△0.060
独10年債利回り 2.156%△0.032
米02年債利回り 4.3807%▼0.0038
米10年債利回り 4.0457%△0.0470

NY原油 73.81△1.62
NY金  2049.80▼0.20

ドル円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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外為注文情報 ドル円

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本日のひとこと

米12月雇用統計は、非農業部門(NFP)、失業率、平均時給がいずれも予想より強い結果となりました。ただ、よくよく見ると内容的には見た目ほど強くはなかったようです。例えば、NFPは12月に21.6万人増えましたが、10月と11月分が合計で7.1万人分も下方修正されています。また、失業率は前月から横ばいでしたが、労働参加率が0.3ポイントも低下しており、求職者が減った(≒職探しを辞めた人が増えた)ことを示しています。こうした「見た目」と「中身」のギャップが雇用統計発表後のドル/円の値動きにも表れていたのでしょう。発表直後の5分間で145.96円まで90銭ほど上昇しましたが、およそ1時間後には145.00円を割り込んで反落。その後に発表されたISM非製造業景況指数が弱かったことで143.80円まで急落したのも、上げ過ぎの反動と見ればやむを得ないところでしょう。ただ、その後引けにかけて144円台後半まで戻したのがより印象的です。週末を控えたショートカバーもあったと見られますが、それにしても底堅さが光る動きでした。

注目の経済指標

<国内>成人の日
特になし

<海外>
16:00 11月独製造業新規受注
16:00 11月独貿易収支
16:30 12月スイス消費者物価指数
16:30 11月スイス小売売上高
19:00 11月ユーロ圏小売売上高
19:00 12月ユーロ圏経済信頼感指数
19:00 12月ユーロ圏消費者信頼感指数・確定値
24:30 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
29:00 11月米消費者信用残高

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※時間は日本時間での表示になります。

※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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