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ドル/円、早期マイナス金利解除観測が後退…しかし、143円を前に伸び悩む(NY市場の見通し)2023/12/27

ドル/円、早期マイナス金利解除観測が後退…しかし、143円を前に伸び悩む

東京市場のドル/円は、強含みの展開。日銀が公表した「主な意見」から早期マイナス金利解除観測が後退すると円売りが強まりました。一時142.84円前後まで上伸しました。

欧州市場に入ると、日銀の1-3月国債買い入れ計画で中長期の下限引き下げ、超長期回数減となることが伝わると142.40円台へ急落しました。

ロンドン・欧州勢はクリスマス休暇が明けて本日から市場に戻ってきます。しかし、今夜は重要イベントの予定はありません。ドル/円は引き続き方向感のない相場展開となりそうです。なお、本日は年内最後のスポット応当日となります。実需フローによる不規則変動が起こる可能性があるため、特にロンドン・フィキシング(25時)前後の値動きに注意しましょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10・20・80日移動平均線が下向きで弱気のパーフェクトオーダーが継続中。足元では142.00円付近を支持に下げ渋っておりディセンディングトライアングルを形成しています。10日線に上値を抑えられる中で142.00円を明確に下抜けるようだと直近の安値140.96円前後を視野に下落の勢いが強まる可能性があります。なお、MACDとシグナルがゴールデンクロスとなり反発局面となることも考えられます。142.00-143.00円のレンジをブレイクすると新たな動きが出てくるかもしれません。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

12/27(水)
24:00 米12月リッチモンド連銀製造業指数
27:00 米5年債入札(580億ドル)
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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