ドル/円、142円台で底堅い…クリスマス明けの休暇モードで方向感は出にくそう（NY市場の見通し）2023/12/26

ドル/円、142円台で底堅い…クリスマス明けの休暇モードで方向感は出にくそう

東京市場のドル/円は、142円台前半で小動きの展開。海外勢の多くが不在の中で動意は薄く、約30銭のレンジで方向感なく推移しました。

その後は、米長期金利が持ち直したこともあり一時142.53円前後まで上昇し当日高値を更新しました。

本日もロンドン・欧州市場が休場です。米国は休日ではないものの、クリスマス明けで休暇モードが続くと見られます。今夜は市場が注目する重要イベントも予定されていないことから、ドル/円相場は方向感のない展開が続きそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10・20・80日移動平均線が下向きで弱気のパーフェクトオーダーが継続中。また、RSIが30ライン付近で推移しているため下落基調であると見ます。ただ、142.00円付近を支持に小幅な値動きが続いています。本日も142円台を中心にもみ合いが続く可能性があります。

ドル円　日足チャート

この後の経済イベント

12/26（火）
23:00　米10月FHFA住宅価格指数
23:00　米10月ケース・シラー住宅価格指数
27:00　米2年債入札（570億ドル）

12/27（水）
08:50　日銀金融政策決定会合における主な意見(12月18-19日分)
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

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経済指標カレンダー

 

外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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