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ドル/円:上値の重い展開。140円前後に強い下値抵抗あり。143円台回復で下値リスクがやや後退。この場合でも145~146円が壁となる可能性。



 

ドル/円:上値の重い展開。140円前後に強い下値抵抗あり。143円台回復で下値リスクがやや後退。この場合でも145~146円が壁となる可能性。

直近の日足は、前日足から上寄りのスタートとなったが、上値を攻めきれずに寄り付き水準に押し戻されている。下値も攻めきれていないが、トレンドがまだ弱く下値リスクがより高い状態に変わりない。一方で、2022年3月に付けた114.65と今年1月に付けた127.23を結ぶ中・長期的なサポートラインの下値抵抗が140円台前半に控えており、これが強い下値抵抗として働く可能性が高いことから、140円台からの売りも慎重に臨む必要がありそうだ。但し、140円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクに要注意。日足の上値抵抗は142.40-50,142.90-00,144.10-20,145.00-10に、下値抵抗141.40-50,140.90-00,140.10-20にある。短期トレンドは143円台を回復して引ければ“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが若干後退するが、この場合でも上値を切り下げる流れに変わりなく、146円台に乗せて終えるまでは下値リスクを残すことになる。また、139円を割り込んで終えた場合は136~137円方向への新たな下落リスクに注意が必要となる。21日、120日移動平均線は146.79と146.52に位置しており、短期トレンドは“ドル弱気”の流れにある。また200日線は142円52銭にあり若干下抜けているが、“ダマシ”の範囲内にある。一方週足は5週連続陰線引けとなり強い下げエネルギーが働いた状態にある。直近の陰線も上ヒゲが長く上値トライに失敗しており、単体では下値リスクの高いものだが、2022年3月に付けた114.65を基点とする中・長期的なサポートラインの下値抵抗が、140.10-20に位置しており、一旦すり抜けても押し戻される可能性も高いと見られる。続落した場合でもこの近辺での売りは慎重に。但し、反発に転じた場合でも146円台に乗せて越週しない限り、下値リスクがより高い状態に変わりない。また139.50以下で越週した場合は新たな下げトレンド入りの可能性が点灯するので注意したい。今週の週足ベースで見た上値抵抗は142.90-00,144.40-50,145.00-10に、下値抵抗は140.10-20,138.80-90,137.00-10にある。31週移動平均線は145.23に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに入っているが、62週線は140.45に位置しており、長期トレンドをサポートしている。今週の戦略は、下値リスクがまだ高いので買いは様子見か、139.40に損切りを置くなら140.10-20まで引きつけて軽く試し買い。売りは142.80-90で戻り売り。損切りは143.20で浅めに撤退としたい。上値は、142.40-50,142.80-90に強い抵抗があるが、これらを上抜けて143.00超えで終えた場合は、“ニュートラル”な状態に戻して反発余地を探る動きが強まり易くなる。この場合でも144.10-20,144.60-70,145.00-10,145.30-40,145.50-60,146.00-10に強い抵抗があり、全てをクリアするには力不足と見られる。下値は、141.90-00,141.50-60,141.20-30,140.90-00,140.40-50,140.10-20に抵抗があり、このラリーでの押しは深い場合でもこの辺りが限度と見ているが、140円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、139.00を割り込んで終えた場合は新たな下げトレンド入りとなり135~137円台方向への新たな下落リスクに注意が必要となる。

ドル/円【日足】期間:2023/04/13~2023/12/15(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2020/10/30~2023/12/15(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:下値リスクを残した状態。一方向へ動く可能性に注意。156円台で終えれば下値リスクがやや後退。154円を割り込んで終えた場合は一段のユーロ下落へ。

直近の日足は、前日足から大きく上寄りのスタートとなったが、“カブセの陰線”となり、下値リスクの高い形で終えている。現状は154.00-10にやや強い下値抵抗が出来ており。これを守りきって反発に転ずる可能性を残しているが、154円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じて一段のユーロ下落に繋がり易くなる。逆に156円台に実体を乗せて終えた場合は11/27に付けた163.65の戻り高値を基点として上値を急角度で切り下げて来たレジスタンスラインを上抜けて、反転、上昇に繋がる可能性が高くなる。この場合でも160円台がまだ壁となる可能性が高い。日足の上値抵抗は155.50-60,156.00-10,157.00-10,158.00±10銭に、下値抵抗は154.00-10,153.10-20,152.50-60,151.40-50にある。21日、120日移動平均線は159.70と158.28に位置しており、この下に入り込んで短期トレンドが弱い状態にあることを示しているが、200日線は154.30にあり、下値抵抗として働く可能性を残している。一方週足を見ると3週連続陰線引けとなり、上値を急角度で切り下げている。直近の陰線も上ヒゲがより長く、上値トライに失敗した形で終えており、下値リスクがより高いものであることや、2手前の大陰線が新たな下げトレンド入りしており、一段の下落リスクに注意する必要がある。一方で、2022年3月に付けた124.40を基点とする中・長期的なサポートラインの下値抵抗が150.00±10銭にあり、続落した場合でもこれには一旦跳ね返される可能性も高いと見ている。短期トレンドは“ユーロ弱気”の流れにあるが、156円台を回復して越週すれば下値リスクがやや後退して上値余地を探る動きが強まり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は155.90-00,158.00±10銭、159.40-50に、下値抵抗は154.00-10,153.10-20,151.40-50,150.00±10銭にある。31週移動平均線は156.95にあり、この下に入り込んだ状態だが、62週線は150.34に位置しており中期トレンドをサポート中。今週の戦略は、ユーロ買いは154.40-50で押し目買い。損切りは153.90で撤退。ユーロ売りは155.40-50で戻り売り。損切りは156.10で撤退としたい。上値は、155.40-50,155.90-00にやや強い抵抗が出来ているが、これらをクリアして156円台で終えれば下値リスクが軽減されて、上値余地を探る動きが期待出来る。この上の抵抗は156.50-60,156.90-00,157.20-30,157.60-70,158.00±10銭、159.40-50。下値は、154.60-70に軽い抵抗が、154.40-50,154.00-10にやや強い抵抗が出来ており、これらを守りきって反発に繋げる可能性を残しているが、154円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯して下値余地がさらに拡がり易くなる。下値抵抗は153.50-60,153.10-20,152.50-60,151.80-90,151.40-50,151.10-20,150.20-30。149円を割り込まない限り、押しは一旦買い場となる可能性が高い。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2023/05/30~2023/12/15(移動平均線は21、120、200日)ユーロ/円【週足】

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