
米国ではダウ平均が史上最高値を更新し、ナスダックが年初来高値を更新したが、上値も重かった。国内では本日から日銀金融政策決定会合が開催される。今年最後とも言える重要イベントを前に、積極的な買いは手控えられるだろう。CME225はやや大きめの下落を示唆している。この週末には多くのメディアが政治資金問題や内閣支持率の低下を大きく取り上げており、政局不安が株式市場でもクローズアップされる可能性がある。商いが盛り上がりづらく、為替や先物の動向にも神経質となりそうな中、場中は不安定な動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは32550円-33050円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ