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ドル/円、日銀観測報道で146円台へ急伸…やはり12月会合でマイナス金利解除なし?(NY市場の見通し)2023/12/11

ドル/円、日銀観測報道で146円台へ急伸…やはり12月会合でマイナス金利解除なし?

東京市場のドル/円は、145円台後半へ上昇する展開。仲値公示にかけてドル買い・円売りが強まると、時間外の米10年債利回りが下げ渋ったことなどを材料に一時145.67円前後まで上伸しました。

欧州市場に入ると、「賃金と物価の好循環の実現に向けた十分な確証が得られていないため、マイナス金利やイールドカーブ・コントロール(YCC)の撤廃などを今月急ぐ必要はほとんどないとの認識」との報道が伝わりました。それを受けて円売りが加速すると一時146.46円前後まで上値を拡大しました。

NY市場では注目されるイベントが予定されていません。そうした中で、市場の関心は明日の米11月消費者物価指数(CPI)や12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向かっています。ドル/円は、明日以降のビッグイベントの結果を見極めたいとの意向から145円台では底堅く147円に迫ると上値の重い相場展開となりそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、移動平均線が下向きで長期・中期・短期の並びになっており下落基調が継続しています。下ヒゲの長いローソク足が2連続で出現し反発基調を強めていますが、10日線が位置する147.00円付近が上値抵抗として意識されそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

12/11(月)
25:30 米3年債入札(500億ドル)
27:00 米10年債入札(370億ドル)

※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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