2023年12月8日
【ドル/円】：中期トレンドは“弱気”に変化。下値余地が限られる可能性にも注意。
ドル/円は値幅が5円を超える大陰線の出現となり、この足が中期トレンドに変化を生じさせています。147円台を回復して越週しない限り、下値リスクがより高い状態です。一方で、この大陰線が大きな下げエネルギーを吐き出した状態にあることや、142.00～142.50には本来強い下値抵抗があることから、142円を割り込んで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。 ドル買いは様子見か141.70に損切りを置くなら142.20-30まで引きつけて軽く買い狙い。売りは1日様子見か145.10-20で戻り売り。損切りは145.90で撤退です。 日足の上値抵抗は144.60-70，145.10-20，145.80-90，146.50-60に、下値抵抗は143.10-20，142.50-60，142.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる展開。
ユーロ/円は値幅が5円を超える大陰線の出現となり、この足が中期トレンドに変化を生じさせています。160円台を回復して越週しない限り、下値リスクが軽減されません。一方で、この陰線が下値トライにも失敗しており、一両日は突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か154.00-10まで引き付けて。損切りは153.40で撤退です。売りは155.60-70で戻り売り。上値余地を156.10-20近辺まで見て置く必要があります。損切りは156.50で一旦撤退です。上値抵抗は155.60-70，156.10-20，156.40-50，157.00-10に、下値抵抗は155.00-10，154.60-70，154.00-10にあります。153.50以下で終えた場合は来週も下値トライの動きが継続します。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは小反発し、続落を食い止めていますが、上値を切り下げる流れに変化なく、下値リスクにより警戒が必要です。一方下値も、1.0600を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となります。買いは1日様子見か1.0710-20まで引きつけて。損切りは1.0670で一旦撤退です。売りは1.0840-50で戻り売り。損切りは1.0910で撤退です。上値抵抗は1.0800-10，1.0840-50，1.0880-90に、下値抵抗は1.0760-70，1.0720-30，1.0690-00にあります。1.0960-70の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。
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