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ドル/円、146円台で軟調推移…米早期利下げの見方広がる(NY市場の見通し)2023/12/4

ドル/円、146円台で軟調推移…米早期利下げの見方広がる

東京市場のドル/円は、安値更新後に持ち直す展開。序盤は先週末NY市場の流れを引き継ぎドル売り・円買いが進み9月11日以来となる146.22円前後まで下落しました。しかし、その後は米長期金利の上昇に連れて146.80円台へ持ち直しています。

欧州市場では、147.11円前後まで反発する場面もありましたがその後は失速。146.50円台まで押し戻されました。

先週末にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が追加利上げに慎重な姿勢を示したことなどから早期利下げの見方が広がっています。今夜はそうした市場の見方を変えるほどの重要イベントがないことから、ドル/円は上値の重い相場展開が見込まれます。また、日足チャート上で一目均衡表が三役逆転となり下落シグナルが再点灯していることも重しになりそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、前週は13週移動平均線を下抜けた上に前々週の安値を更新して越週しました。そのため今週も上値の重い相場展開が想定されます。足元では146.20円台まで下落するも26週線や7月安値から11月高値への上昇幅の38.2%押し水準(146.30円付近)で下げ渋っています。仮に同水準を割り込むようだと145円台へ差し込む可能性があります。なお、144.00円-145.00円は下値支持ゾーンとして意識される可能性があります。同支持ゾーンでは押し目買いが入り反発することも考えられるため注目しましょう。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

12/4(月)
20:30 ディングラ英MPC委員講演
23:00☆ラガルドECB総裁講演
24:00 米10月製造業新規受注

12/5(火)
08:30 日本11月東京区部消費者物価指数
09:30 豪7-9月期経常収支

※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

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経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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