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ドル円は本格的な調整の前触れなのか、149円台後半は良い売り場になる可能性も 2023/11/24(金)志摩力男

配信期間が終了しました。
最新動画は【外為マーケットビュー】で公開しています。

動画配信期間:2023/11/24~2023/12/8

外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

時間がない方向け「ポイント要約」 ドル円展望
・単なる調整なのか、深い調整のスタートなのか
 →本格的な調整とは言えないと思っている
・米金利は下がっていくのか、米経済はどうなのかがカギ
・11月30日のPCEコアデフレーター、12月8日の米雇用統計に注目

 

目次

0:00 ドル円の振り返り
9:33 ドル円の見通し
11:16 足元の注目材料
12:12 足元のトレード戦略
13:18 【PR】口座開設特別キャンペーン

要約

多くの方の興味がある点は、恐らくドル円の調整。高値151.91円から147.15円まで崩れましたが、これがどこまでいくのか、単なる調整なのか、それとももっと深い調整のスタートなのか、この辺がわからないというところだと思います。話してる私もわかってるわけではありません。個人的には基本的にドル円は強気、円に対して弱気の相場観がありますので、止まったところはドル円を買いたくはなります。ただ、昨年は151.95円から127.22円まで25円調整しました。ですから、そうなる可能性もないわけではないので、冷静にマーケットを見ていきたいと思います。

このところの動きなんですけれども、150円台で結構頑張ったなというのがあります。10月半ばあたりは149円台の後半で同じようなレートが続いた日々が思い出されます。やはり基本的なブルの相場観が多くの方に共有されてるようで、この時期の特徴としては、値幅が小さいけど頑張ってドル円を持ち上げた感じはありました。

ここから先の相場がどうなるか分からないですが、もし戻り売りを狙って昨年のように下がるんだと思ってる方にとってみれば、現在の149円台の後半というのはいい売り場になるんじゃないかなと思います。

全体的に見れば、上昇トレンドがまだ続いてる感じに見えなくもない。レンジがずっと続いてる相場に見えます。基本的に1年間上昇トレンドが進んで調整が一回二回あったんですけども、本格的かっていうと物足りない部分はあります。一目均衡表を見てみると調整の時には雲がサポートになったっていうのが過去何度かあります。今回もこの雲を下回れたかというと、雲の中で止まっております。日足の雲すら下回れないと調整局面が本格的に入ったとは言えません。次は147円後半ぐらいに雲の下限が来ますが、ここを下回らない限り、本格的な調整とは言えないと思っております。

ここから先ですが、アメリカの金利はこのまま下がっていくのかどうなのか、アメリカ経済はどうなのか、ここはやっぱり鍵になるんだと思います。元々アメリカ経済に対して弱気なグループは、ここに来て一気に活気づいております。金利はもう天井だと、来年はどんどん金利が下がっていくだろうっていうところです。
じゃあ利下げがどこから始まるのかというと、カウントダウンFOMCでは現在5月に利下げがスタートするとマーケットは読み始めております。ちょっと前までは6月だったので、ひと月早まっております。ただこれでいくと年末は4.5%、3回利下げってことになります。ただこれはFRBの見方よりマーケットはハト派的になっています。FRBは5%ぐらいのところで年末止まってると思ってます。この見方の違いがドル円の見方の違いにも繋がってると思います。今はベアが席巻してる時で、もうちょっとドル円も調整する可能性が当然あるとは思うんですけれども、そのうち「アメリカ経済そんなに弱ってないよ」っていう数字が出てくると、この見方がひっくり返ることになります。

では、経済指標はどうなっているのかというと、FRBが最も注目してるという11月30日のPCEコアデフレーター、これが注目されると思います。やっぱりインフレに関する数字に対してはすごくマーケットは敏感になっております。大きいものとなると12月8日の米雇用統計。これがやっぱり一番注目されるところだと思います。それから、ブラックフライデーでどの程度売り上げがあったのか。こういうところも注目でしょうか。
引き続き雇用とかインフレの数字に敏感な時期が続くとは思いますが、最近動きやすくなってますので、それを見て日々の売買を注意しながら行われた方がいいかなとは思います。ただ、これが本格的な調整の前触れになるのかどうかっていうのは、私個人はならないと思っているんですが、その可能性も十分あるので、注意されてほしいなと思います。

 
志摩力男氏96_130.jpg 志摩力男 氏
慶應義塾経済学部卒。1988年ー1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地の有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍。
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