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ドル円午前の為替予想、中東情勢緊迫化!米債市場にも注視 2023/10/10


午前の為替予想は… 中東情勢見きわめへ 連休明けの米債市場にも注目

作成日時 :2023年10月10日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

147.300-149.200円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は148円台へと反落。中東情勢を巡る懸念の高まりで円が買われた一方、追加利上げ観測の後退でドルが弱含んだため終値ベースで約0.5%下落した。
7日に起きたイスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃を受けて、イスラエルはハマスが実効支配するパレスチナ・ガザ地区への軍事作戦開始を示唆。円は売り持ちに傾いたポジションの解消と見られる買い戻しが優勢となった。ドルはローガン米ダラス連銀総裁やジェファーソン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長が長期金利の上昇に懸念を示し追加利上げに慎重な考えを表明したことで軟化した。それでも、ドル/円の下落が0.5%程度にとどまったのは、原油高の影響と見られる。NY原油(WTI)は中東情勢の悪化による供給不安から前日比4%超上昇。原油高は純輸入国である日本の貿易赤字拡大につながる点などから円安要因として認識されている。
本日も、パレスチナ情勢やそれを受けた原油価格の動向が注目される。他方、FRBの追加利上げを巡りウォラー理事やカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁らの発言にも関心が集まりそうだ。なお、連休明けで取引が再開される米債市場の動向にも注目したい。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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