「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆：外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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目次
今日のドル円 トレードシナリオ
テクニカル分析で環境認識
①日足：上昇基調継続・・・10・20・80日移動平均線が上向きでRSIが70ライン近辺で推移していることなどから上昇基調は継続と見れます。年初来高値（149.19円前後）を突破する動きを見せると150円に向けて上値模索の展開となりそうです。
②4時間足：149.00円を挟んだ値動き・・・足元では、149.00円を挟んで方向感のない値動きとなっています。148.80-149.20円のレンジが意識されているように見受けられるため、上下どちらにブレイクするか注目したいです。ただ、下にブレイクしても下値は限定的でしょう。
ドル/円 日足 ネオチャート
トレード方針：押し目買い方針
③相場展開の予想・・・上昇基調が続き149円台の上値を試す展開となる可能性があるため買い目線は継続です。
④トレードタイミング・・・以下の60分足を見た際の押し目買いポイントは148.80-149.00円程度と見ます。また、149.20円を上抜くと上昇の勢いが強まる可能性があるため注目点となりそうです。
ドル/円 60分足 ネオチャート（図1）
ドル/円 外為注文情報（図2）
https://www.gaitame.com/markets/order/
注目経済指標・イベント
⑤ポイント解説・・・今夜のドル/円は、150円を視野に入れた上伸期待と政府・日銀による円買い介入への警戒感が交錯する中、神経質な値動きとなりそうです。海外市場では米長期金利の動向次第で年初来高値（149.19円前後）を突破して上値を試す展開も想定されますが、政府筋から強い円安けん制が入ると上値を削ることも考えられます。
9/27（水）
21:00 メキシコ8月貿易収支
21:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
21:30☆米8月耐久財受注
23:30 EIA週間原油在庫統計
※☆は特に注目の材料
ライブ（17時から）で注目ポイントを解説
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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