前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
14日の海外市場では、ECB定例理事会は預金ファシリティ金利を現行の3.75%からから4.00%に引き上げを決定したが、声明では「現在の評価を踏まえ、理事会は政策金利が十分に長期間維持されれば、インフレ率が目標に適時に戻るのに十分に資する水準に達したと考えている」と指摘したほか、2023-25年の成長率見通しを引き下げ、景気の先行きに弱気な見方を示し、ユーロが主要通貨に対して急落。ユーロ/円はNY中盤に156.635円まで下げ幅を広げた。
この間、ドル円は147円で振幅。欧州金利低下が米債市場にも波及したため、147.20円付近で上値が重くなる場面もあったが、その後発表された米8月PPI、同小売売上高が市場予想を上回ると、ドル円は147.560円まで上昇した。その後、ユーロ円の下落に引っ張られて一時、147.024円まで押し戻されたものの、米長期金利の反発や堅調な米株動向を受けて、NY時間中盤にドル円は147.48円付近まで値を戻した。
本日アジア時間は、本邦長期金利が上昇して始まり、序盤にドル円は147.341円まで下落すも、その後はゴトー日の実需フローや「植田日銀総裁発言と市場解釈にギャップがある」との報道でドル円は147.678円まで上昇した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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