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ドル/円、147円を前に伸び悩み…明日の米8月消費者物価指数(CPI)に関心集まる(NY市場の見通し)

ドル/円、147円を前に伸び悩み…明日の米8月消費者物価指数(CPI)に関心集まる

東京市場のドル/円は、強含みの展開。植田日銀総裁のタカ派発言を受けた昨日の円高の流れが一服する中、日本株高などもあって146.80円台まで小幅に上昇しました。

欧州市場では、ユーロやポンドなどの欧州通貨の売りが先行すると、対円通貨ペアが下落。ドル/円も連れ安となり146.66円前後まで下落しました。

今夜は、ドル/円に直接影響のある重要イベントは予定されておらず、市場の関心は明日の米8月消費者物価指数(CPI)に向かっています。ドル/円の値動きも徐々に鈍っており、20日移動平均線(146.38円前後)の下値支持と147.20円前後の上値抵抗の間で推移する時間帯が増えそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10・20・80日移動平均線が上向きを維持しておりRSIが上昇していることから上昇基調は継続と見れます。一時146円を割り込むも下ヒゲを伸ばして反発していることから底堅いことが分かります。10日線を突破すれば147円台の上値を試す展開となりそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

9/12(火)
26:00 米10年債入札(350億ドル)
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

今日の注目トピック

短期金利市場で、日銀のマイナス金利解除を織り込み始めてきました。ブルームバーグ社のデータによると、オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)で2024年1月にマイナス金利政策の終了を示唆しています。ただ、解除時期について現時点では不透明であり今後の日銀関係者の発言などから探っていくことになるでしょう。特に注目したいのは、9月22日(金)日銀金融政策決定会合後の植田日銀総裁による定例会見です。マイナス金利解除の可能性に言及した真意について質問が飛び交うのではないかと思われます。

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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