2023年9月11日
【ドル/円】：押し目買い方針継続。
ドル/円は、直近の日足が、実体が小さく下ヒゲの長い“タクリ足の陽線”で終え、下値トライに失敗した形でとなりました。147.70-80の抵抗を実体ベースで上抜けきれていませんが、下値トライに失敗した反動で、上値トライの動きが強まると見られます。強い上値抵抗ゾーンにありますが、トレンドが強い状態を保っているので、目先は押し目買い方針継続です。 但し、日足が146円台を維持出来ずに終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。145.50以下で終えた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、調整下げ局面入りへ。逆に148.80-90の抵抗を上抜けて終えれば一段のドル上昇へ。 ドル買いは147.00-10で押し目買い。損切りは146.40で撤退。ドル売りは様子見か148.20に損切りを置くなら147.70-80で軽く戻り売り。 日足の上値抵抗は147,70-80，148.30-40，148.80-90に、下値抵抗は、147.00-10，146.60-70，146.00-10，145.50-60にあります。
【ユーロ/円】：下値リスクを残した状態。
ユーロ/円は陽線引けとなり、続落を食い止めています。157.00-10の下値抵抗に跳ね返された反動で上値トライの動きが強まると見られますが、下値リスクがまだ高いので買いは様子見か、156.50-60まで引きつけて。損切りは155.90で撤退です。売りは158.80-90で戻り売り。損切りは下値リスクが後退する159.60で撤退です。上値抵抗は158.50-60，158.80-90，159.30-40，159.60-70に、下値抵抗は157.60-70，157.00-10，156.50-60，156.00-10にあります。159.50超えで終えれば下値リスクが後退、160円台に乗せて終えれば“強気”の流れに戻して一段の上昇へ。逆に、155.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは寄せ線で終え寄り付き水準に戻しています。上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗した形ですが、1.0630～1.0660ゾーンに強い下値抵抗が控えており、このレベルでの売りも慎重に。買いは様子見か、1.0620に損切りを置くなら1.0660-70で軽く試し買い程度に。売りは1.0730-40で戻り売り。損切りは1.0780で撤退です。上値抵抗は1.0710-20，1.0740-50，1.0780-90に、下値抵抗は1.0660-70，1.0630-40，1.0600-10にあります。短期トレンドは1.09台に戻して引ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1050超えで終えるまでは下値リスクを残します。
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