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ドル/円、146円台半ば...今夜は米雇用統計の前哨戦!ADP雇用統計に注目集まる(NY市場の見通し)

ドル/円、146円台半ば...今夜は米雇用統計の前哨戦!ADP雇用統計に注目集まる

東京市場のドル/円は、小幅高の展開。5・10日の仲値公示にかけて145.80円台へ押し戻される場面もありましたが、アジア株が堅調なことからその後は円売りが強まり一時146.25円前後まで強含みました。

欧州市場では、米長期金利が上昇してドル買いが強まると146.53円前後まで上伸しましたが、上値が重く146.20円台へ反落するなど伸び悩む展開となっています。

今夜は、9月1日に発表される米8月雇用統計の前哨戦として米8月ADP全国雇用者数に注目が集まります。昨日の米7月JOLTS求人件数の結果から米労働市場のひっ迫状態が緩和したと見られる中で、市場予想(+19.5万人)を下振れる結果となればドル売りが強まる可能性があります。なお、ドル/円相場の上昇基調は続いており目先は20日移動平均線が位置する145.00円付近を下値支持に底堅い値動きは続きそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10・20・80日移動平均線が上向きを維持する中で2022年11月7日以来の高値147.37円前後まで上伸しました。その後は、急速に反落し上ヒゲ陰線となりましたが、10日線が下値支持となりRSIが上向きを維持していることから底堅い推移が続きそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

8/30(水)
21:00 独8月消費者物価指数・速報値
21:15☆米8月ADP全国雇用者数
21:30 米7月卸売在庫
21:30☆米4-6月期GDP・改定値
21:30 米4-6月期個人消費・改定値
21:30 米4-6月期コアPCE・改定値
23:00 米7月住宅販売保留指数
23:30 EIA週間原油在庫統計

8/31(木)
10:30☆中国8月製造業PMI
10:30 豪4-6月期民間設備投資

※☆は特に注目の材料 

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

今日の注目トピック

本日、日本銀行の田村直樹審議委員が「マイナス金利の扱いは2%目標の実現を見通せた段階で経済・物価・金融情勢とその見通しで判断する」として「現時点においては、金融緩和を継続することが適切」と指摘しました。また、「来年1~3月頃には、その時点の賃上げのモメンタムやそれまでに得られる年後半の物価動向などのデータから、解像度が一段と上がると期待している」と語りました。

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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