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豪ドル/円 今日の見通し「年に一度のジャクソンホール会議!FRB議長は何を語る!?豪ドル相場への影響は?」2023/8/25

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場は小幅反発。世界的な景気減速懸念が燻る中、サウジアラビアなどの供給削減による需給のタイト化が下値を支えた。終値は前営業日比+0.16ドルの1バレル=79.05ドル(8月24日)。

・8月17日発表の豪7月雇用統計は、雇用者数が市場予想(1.50万人増)を大きく下回る1.46万人の減少だった。失業率は3.7%(前月:3.5%)へ悪化、労働参加率は66.7%となった。

・8月1日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.10%で据え置きとなった。

・7月26日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+6.0%となり、前四半期(+7.0%)から鈍化した。同時に発表された豪6月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+5.4%(前月+5.5%)だった。

今日のメインシナリオは

年に一度のジャクソンホール会議!FRB議長は何を語る!?豪ドル相場への影響は?

本日はカンザスシティー地区連銀がワイオミング州ジャクソンホールで経済シンポジウム(=ジャクソンホール会議)にて、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演をする。この講演で米国の金融政策の方向性などが示される可能性がある。仮に市場が予想しているよりもタカ派的な講演内容となれば、FRBの金融引き締めが長期化するとの見方から株価が下落。豪ドルは売られることになりそうだ。

一方で、テクニカル面で見ると、日足一目均衡表で①転換線が基準線の下、②ローソク足が雲の下、③遅行線がローソク足の下となり、三役逆転(売りシグナル)が点灯していることは留意しておきたい(下記チャート分析参照)。

この先の個別相場変動

■パウエルFRB議長の講演がタカ派的な内容となる
⇒米国の金融引き締めが長期化するとの見方が強まる
⇒米長期金利が上昇
⇒米ドルが買われる
⇒金融引き締め長期化は株価にとってはマイナス要因
⇒豪ドルは売られる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

パウエルFRB議長の講演
世界的な株価動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り、豪ドル/米ドルは雨。8時に豪ドル/円のストキャスティクスとRSIで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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