【ドル/円】：押し目買い方針継続。

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2023年8月21日

ドル/円は2手連続小陰線で終えています。個々の足は下げエネルギーの強いものではありませんが、直近の陰線が7/28に付けた138.07を直近安値として下値を急角度で切り上げて来た短期的なサポートラインから外れた位置で終えており、下支えをなくしてやや不安定な動きとなる可能性が生じています。短期トレンドの変化は認められませんが、買いは利食いを小まめに入れる方針で。 144.50以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。143.50以下で終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなり142円台の下値抵抗の強さを確認する動きへ。逆に、146.40-50の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば浅い調整下げを終えて一段のドル上昇に繋がり易くなります。ドル買いは145.00-10で押し目買い。損切りは144.40で撤退です。売りは1日様子見です。日足の上値抵抗は145.90-00，146.40-50，146.90-00に、下値抵抗は145.00-10，144.50-60，143.50-60にあります。

【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。

ユーロ/円は2手連続陰線引けとなり、上値を若干切り下げていますが、下値を切り上げる流れを維持しており、トレンドの変化は認められません。但し、157円を割り込んで終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなります。買いは157.90-00で押し目買い。下値余地を157.70-80近辺まで見て置く必要があります。損切りは157.40で一旦撤退するか、深い場合は下値リスクが点灯する156.90に置く必要があります。売りは様子見です。上値抵抗は158.50-60に軽い抵抗が、158.80-90，159.20-30にやや強い抵抗が出来ています。159.30超えで終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。

【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。

ユーロ/ドルは十文字の寄せ線で終え、寄り付き水準に戻しています。トレンドが弱いので下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か1.0800-10まで引きつけて。損切りは1.0770で浅めに撤退です。売りは1.0910-20で戻り売り。損切りは1.0960で撤退です。上値抵抗は1.0910-20，1.0940-50，1.0990-00に、下値抵抗は1.0850-60，1.0820-30，1.0790-00にあります。短期トレンドは1.1100超えで終えるまでは下値リスクがより高い状態です。