一時のドル安から反発
2日の中南米通貨は、朝方米国の格付けを引き下げたことをきっかけにしたドル売りが優勢となったが、その後ドル買い中南米通貨売りが見られた。
ブラジル中銀の会合結果発表を前にレアル売りが優勢。市場では0.25%利下げと0.5%利下げ見通しで見方が分かれていた。0.25%となった場合でも今後の利下げ姿勢を示すとの思惑が広がり、レアル売りとなった。日本時間午前6時半に結果が公表され0.5%利下げとなった。
その他通貨も売りが目立った。ドルメキシコペソは当初のドル売りに1ドル=16.83ペソ台を付けた後、17.08ペソ前後までドル高ペソ安となった。
ペソ円は当初の円買いに8円48銭台から8円38銭台へ下げた後、対ドルでのペソ買いもあり8円49銭台と、東京市場の水準を超えての上昇となったが、その後8円38銭前後と朝の安値を割り込む動きを見せた。
MXNJPY 8.411
(配信:みんかぶFx 2023/8/3(木) 7:15)
財新PMIの強さを受けて元買い=中国人民元
中国財新PMIは製造業、非製造業ともに市場予想を上回る好結果。特に非製造業は前回から鈍化見込みが前回を超える強さを示した。この結果を受けて元買いが見られ、昨日7.21台を付けていたドルオフショア人民元(USDCNH)が7.1870台までドル安元高となった。オンショアも7.1780台まで下げており元高が進む展開。
USDCNY 7.1810
(配信:みんかぶFx 2023/8/3(木) 10:52)
原油高、製造業PMIの大きな上昇も、ドル高の勢いに押される=ノルウェークローネ
直近の原油高が追い風になっているほか、火曜日に発表されたノルウェー製造業PMIが前回の48.7から47.5前後への悪化見込みに対して、56.7と予想をはるかに超え、好悪判断の境となる50も超える好結果となったノルウェー。
もっとも欧州通貨安ドル高の勢いが強く、ドルクローネはドル高クローネ安の動き。昨日の海外市場で1ドル=10.14クローネ台から10.31クローネ台を付けている。
対円でも上値が重く、14円07銭から13円88銭台を付けた。
NOKJPY 13.939
(配信:みんかぶFx 2023/8/3(木) 11:26)
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