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大口投資家の動向は?「円ネットショート減少」【最新IMMポジション】2023/7/31

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング小幅な減少

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットロングやや減少

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート減少】
7月25日時点で円のポジションは、ドルに対して7.8万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが大幅に取り崩されたことから、ネットショートは前週から約1.2万枚減少した。
期間中のドル/円相場は、日銀の緩和修正観測が後退したことなどで一時141.95円まで上昇するも、142円を手前に上値が重くなった。
翌日以降に米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合を控えていたことから、投機筋は高値圏で円ショートポジションの解消に動いたようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング小幅な減少】
7月25日時点でユーロのポジションは、ドルに対して17.7万枚の買い越し(ネットロング)。
ロング、ショート共に取り崩されたことからネットロングは前週から約0.2万枚の小幅な減少となった。
期間中のユーロ/ドル相場は、ユーロ圏の景気後退懸念などを背景に1.12ドル台から1.10ドル台半ばまで5日連続で陰線引け。
FOMCや欧州中銀(ECB)の金融政策会合を控えて、投機家はユーロの持ち高調整に動いたようだ。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル



ポイント

【ポンドネットロングやや減少】
7月25日時点でポンドのポジションは、ドルに対して5.9万枚の買い越し(ネットロング)。
ロング、ショート共に取り崩されたがロングの削減がやや大きかったことでネットロングは前週から約0.5万枚減少した。
期間中のポンド/ドル相場は、英国のインフレ率が大幅に後退したことなどから、英中銀(BOE)の追加利上げ観測が後退し、一時1.27ドル台まで下落した。
FOMCを控えていること、翌週にはBOEの金融政策委員会(MPC)が控えていることなどから、投機筋はポンドのポジション調整に動いたようだ。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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