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ドル円一時144円台後半 本日(21:30)米失業保険申請件数発表

 

ドル円一時144円台後半 年初来高値更新し円安進む

28日のドル円は日米金融政策の方向性の違いを意識した円売りドル買いが進み、144円台後半まで上昇して年初来高値を再び更新しました。

28日朝、神田財務官の「為替市場の動向を高い緊張感をもって注視する」などの発言を受けて為替介入への警戒感が広がり、ドル円は一時143円台後半へと弱含みましたが、夕方以降はドル買いが優勢となりました。

その後国際会議「ECBフォーラム」でパウエルFRB議長が「あと2回の利上げが多数派」「連続利上げの可能性も排除しない」などと発言したことが伝わりました。一方で植田日銀総裁は「基調的な物価上昇率は目標の2%をやや下回っている」などと述べ、あらためて金融緩和を続ける方針を示しました。これを受けて日米金融政策の方向性の違いを意識した円売りドル買いの動きが強まり、ドル円は深夜に144.61円前後まで上昇し年初来高値を更新しました。

円安について植田総裁が「状況を注視していく」と述べたことが伝わると為替介入への警戒から一時144円台前半へと反落しましたが、下値は堅く本日早朝には144円台半ばへと持ち直しました。

ドル円連日の年初来高値更新 本日米失業保険申請件数発表

28日、ドル円は日米金融政策の方向性の違いを意識した円売りドル買いの動きが加速し、144円台後半へと続伸する展開となりました。国際金融フォーラムで欧米の中銀関係者があらためて今後の利上げを示唆した一方で、植田日銀総裁は金融緩和を続ける姿勢を示し、日本と欧米の金融政策の違いが鮮明となり円売りドル買いの動きが強まりました。

本日もドル円は底堅い動きが予想されますが、為替介入への警戒感が重しとなる中、どこまで円安が進むか注目されます。

本日は21時半以降、米新規失業保険申請件数や米1-3月期四半期GDP(確定値)などが発表されます。毎週発表される米新規失業保険申請件数はこのところ予想を上回る結果が続いています。今週27日の米指標が軒並み強い結果となったことで米経済は底堅いとの見方が広がっていますが、米新規失業保険申請件数が予想を大きく上回る結果となった場合は雇用情勢の悪化が意識されてドル円が一時的に反落することも予想され、発表後の変動に注意が必要となりそうです。

 



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