ドル/円、142円到達も・・・米国休場で上値が重い展開か(NY市場の見通し)

ドル/円、142円到達も・・・米国休場で上値が重い展開か

本日、東京市場のドル/円は、年初来高値を更新後に反落。前週末の流れを引き継ぎ、141.98円前後まで上伸。しかし、午後に入ると日経平均株価が大幅安となる中で一時141.40円台まで軟化しました。

ロンドン市場に入ると、再びドル買い・円売りが強まり142.01円前後と2022年11月22日以来の高値を更新しています。142円を明確に突破できれば、昨年10月高値151.94円前後から今年1月安値127.23円前後への下落幅に対する61.8%戻しの142.50円前後を視野に入れた展開となりそうです。

しかし、今夜は重要イベントが予定されていない上に米国が休場となっています。NY市場では積極的な取引は手控えられ、方向感がなくもみ合い相場となる可能性があります。
想定レンジ:141.300円-142.300円

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

6/19(月)
20:00 レーンECB専務理事講演
20:40 シュナーベルECB専務理事講演
22:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
23:00 米6月NAHB住宅市場指数
27:00 デギンドスECB副総裁講演

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今日の注目トピック

2016年以降、日本は米財務省によって為替操作の監視対象とされていましたが、16日に公表された最新の外国為替報告書によると日本を監視対象国指定リストから除外したことがわかりました。今回、除外に至った理由として米国は①大幅な対米貿易黒字、②国内総生産(GDP)比3%以上の経常収支黒字、③持続的で一方的な為替介入の三つの基準のうち、2回連続で「対米貿易黒字」の一つしか満たさなかったことが除外理由とされているようです。19日、神田財務官は監視対象から外れたことを「歓迎する」とし、「当局同士で緊密な意思疎通を図ってきたことが評価されたところもあると思う」と述べました。 今回、監視対象から除外されたことは為替介入を行う余地が膨らんだとも言えそうです。昨年、円買い介入が実行された1ドル145円、151円水準まで円安が進行すれば介入への警戒感が高まってきそうです。

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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