ドル/円予想「米国休場…ロンドン市場で142円を突破できれば次は・・・！？」（ロンドン市場チャート分析）2023/6/19

目次

▼ドル/円 今夜の相場見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画

ドル/円 今夜の相場見通し

環境認識を行いましょう。

日足チャートを見ると、先週末はほぼ高値引けで陽線坊主となっています。また、10・20・80日移動平均線が上向きであることから強気相場は継続しそうです。そうした中で、東京市場では141.98円前後と2022年11月22日以来の高値を更新しました。その後は、141.40円前後まで反落するも底堅く推移しており142円を突破できるかが焦点となっています。突破した場合は、昨年高値151.94円前後から今年安値127.23円前後の61.8％戻し水準142.50円を目指す展開が考えられます。

4時間足ですと、141.90円台が上値抵抗と意識されており伸び悩む中で反落しています。しかし、直近の高値141.50円付近や10本移動平均線がサポートとなり反発。3本の移動平均線が上向きで乖離幅を拡大する流れが続いていることから底堅い相場展開が続くと見ています。

本日は、米国が休場となります。
そのため、NY市場では積極的な取引が手控えられてトレンドが生じにくくなることが想定されます。ロンドン市場で142円を突破できなければ、その後は141円台前半～142.00円前後のレンジ相場となることも考えておく必要があります。

ドル/円の予想 まとめ

本日のドル/円トレード方針は、基本は買いです。強気相場が継続しており底堅い展開となっていますので、141円台で押し目買いポイントを探っていきましょう。NY市場に入るとレンジ相場となる可能性がありますので、改めて相場状況を見極めていく必要がありそうです。

ドル/円見通し動画

 

外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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