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ドル/円予想「決戦の日!FOMCの注目点は?141円突破の可能性もある」(ロンドン市場チャート分析)2023/6/14

目次

▼ドル/円 今夜の相場見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画

ドル/円 今夜の相場見通し

環境認識を行いましょう。

日足チャートの形状から上昇基調の中であることには変わりありません。10・20・80日移動平均線が上向きで10・20日線がサポートとなり底堅く推移しています。また、直近では方向感を模索する展開が続いています。昨日、米5月消費者物価指数(CPI)の発表後に株高や米債利回りの上昇を受けてドル/円は140円台を回復しましたが、138.30円-140.50円のレンジ内で収まっています。レンジをブレイクすると新たな動きが出てきそうですが、本日27:00に市場が注目している米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていますので、それまでは大きな動きにはつながりにくそうです。

ロンドン市場では、139.80円(本日安値近辺)-140.30円(前日高値)のレンジがポイントです。レンジ下限で押し目買い、レンジ上限で戻り売りを考えるなどレンジ取引を考えておきたいです。当然レンジを抜けることは考えられますので、一度も反発反転せずに抜けた場合は一旦様子を見るなど注意しておきましょう。

今夜のメインは27:00のFOMCですが、21:30には米5月生産者物価指数(PPI)が発表されます。PPIはCPIの先行指標としても注目されているため、結果次第では相場が大きく動きそうです。ただ、FOMCを控えているためトレンドが生じるようなことはないと見ています。

FOMCでは、以下の3点に注目しましょう。
・政策金利
・金利見通し(ドットチャート)
・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長会見

ドル/円の予想 まとめ

本日のドル/円トレード方針は、ロンドン市場ではレンジ取引。NY市場では指標発表後の方向感を見定めての取引を行いましょう。特にFOMC後は乱高下が想定されますので取引せずに様子を見ることも考えておきましょう。

ドル/円見通し動画

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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