読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円:揉み合い状態続く。140.50超えで終えれば下値リスクが後退、141.00超えで終えれば一段のドル上昇へ。138.50以下で終えた場合は調整下げの動きが継続、136.50以下で越週した場合は短期トレンドの変化に要注意。



 

ドル/円:揉み合い状態続く。140.50超えで終えれば下値リスクが後退、141.00超えで終えれば一段のドル上昇へ。138.50以下で終えた場合は調整下げの動きが継続、136.50以下で越週した場合は短期トレンドの変化に要注意。

直近の日足は小陽線で切り返して続落を食い止めている。上昇エネルギーの強いものではなく、また140円台の抵抗にもぶつかっており、下値リスクを残した状態だが、一方で138円台の下値抵抗も守っており、今暫くは138.50~140.50のレンジ内に留まる可能性が高い。140.50超えで終えれば調整下げが一巡した可能性が点灯、140.90-00の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は“ドル強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなる。逆に、138.50-60の抵抗を維持出来ずに終えた場合は、調整下げ余地がもう一段拡がり易くなる。さらに137円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、136.50を割り込んで終えた場合は、短期トレンドが“ドル弱気”に変化して133円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。日足の上値抵抗は140.00±10銭、140.40-50,140.90-00,142.20-30に、下値抵抗は139.00-10,138.50-60,136.80-90にある。21日、120日、200日移動平均線は138.85,133.94,137.30に位置しており、短期トレンドをサポート中だが、138.50以下で終えた場合は下値余地が拡がる可能性に要注意。 一方週足を見ると、小陰線が2手連続しており上値を切り下げている。上値の重い感があるが、3月に付けた129.64を直近安値として下値を切り上げる流れを維持しており、このサポートラインの下値抵抗が今週は136.50-60に位置している。現状は調整下げの範囲内に留まっていることから、136.50を割り込んで越週しない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。今週の週足ベースで見た上値抵抗は140.00-10,140.80-90,142.40-50に、下値抵抗は138.00-10,136.50-60,135.00-10にある。31週、62週移動平均線は134.63と135.55に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れを変えていない。可能性がまだ低いが、133.00を割り込んで越週した場合は中期トレンドの変化に注意が必要となる。 今週の戦略は、ドル買いは調整下げが終了するまで様子見か、138.80-90まで引きつけて。損切りは138.40で浅めに撤退。ドル売りは139.90-00で戻り売り。損切りは140.60で撤退としたい。 上値は、139.60-70,140.00±10銭、140.40-50にやや強い上値抵抗が出来ているが、140.50超えで終えれば下値リスクが後退、140.60-70,140.90-00の抵抗をクリアして141.00超えで終えれば“ドル強気”の流れに戻して、141.30-40,141.70-80,142.20-30,142.50-60にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、139.00-10,138.70-80,138.50-60にやや強い抵抗が出来ているが、全て下抜けて終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなり、138.00-10,137.70-80,137.50-60,137.10-20,136.80-90にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。調整下げに留まるなら全てを下抜けきれずに反転の可能性が高いが、136.50以下で終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して133~135円台の抵抗をトライする動きが強まり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2022/10/06~2023/06/09(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2020/04/24~2023/06/09(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:下値リスクを残した状態。147円を割り込んで越週した場合は一段の下落へ。151.00超えで終えれば“強気”に変化して一段の上昇へ。

直近の日足は寄せ線に近い形の足で終え、寄り付き水準に押し戻されている。この足の上ヒゲが長く上値トライに失敗した形となったことから、週初は下値トライの動きが先行すると見られる。先週の下値トライでも148円台の下値抵抗に再三跳ね返されており、148円台からの売りも慎重に臨む必要があるが、調整下げが一巡したと認められないことから、下値リスクにより警戒する必要がある。また、148.50以下で終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなる。さらに147円台を維持出来ずに越週した場合は新たな下げエネルギーを得て145円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。逆に151.00超えで終えた場合は“ユーロ強気”の流れに戻して一段の上昇へ。日足の上値抵抗は150.10-20,150.40-50,150.80-90に、下値抵抗は149.30-40,148.60-70,147.90-00,147.20-30にある。21日、120日、200日移動平均線は、149.42,144.54,144.25に位置しており、短期トレンドをサポート中だが、147円割を割り込んで越週した場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して、144~145円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。 一方直近の週足は実体が小さく下ヒゲのやや長い陰線引けとなった。下値トライに失敗した反動で上値余地を探る動きに繋げているが、3月に付けた138.83を基点として下値を切り上げてきたサポートラインからは外れた位置で越週しており、下値リスクを残した状態にあることから、買いは慎重に臨む必要がある。また、147円を割り込んで越週した場合は、短期トレンドが“弱気”に変化して一段の下落リスクに注意が必要となる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は150.20-30,151.00-10,151.60-70に、下値抵抗は148.60-70,147.10-20,144.80-90にある。31週、62週移動平均線は144.25と142.01に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変化ない。 今週の戦略は、ユーロ買いは下値リスクを残した状態にあるので今週いっぱい様子見か148.60-70まで引きつけて。損切りは148.30で浅めに撤退。ユーロ売りは150.10-20で戻り売り。損切りは150.60で一旦撤退。これが付いた場合は150.80-90で再度戻り売り。この場合の損切りは、下値リスクが後退する151.10で撤退。 上値は150.10-20,150.40-50,150.80-90,151.00-10に強い抵抗があるが、全てクリアして151.00超えで終えた場合は“ユーロ強気”の流れに戻して151.60-70,152.50-60,153.10-20,153.60-70,154.00-10の抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、149.30-40,148.90-00,148.60-70にやや強い抵抗が出来ているが、148.50以下で終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなり、148.00-10,147.70-80,147.20-30にある一段と強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。147.10-20には週足ベースで見た強い下値抵抗があるが、147円台を割り込んで越週した場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して144~145円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/11/22~2023/06/09(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

© 2023WFXA
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。