午前の為替予想は… 動意限定の公算 明日からの重要イベント控え
作成日時 :2023年6月12日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
ドル円予想レンジ
138.600-139.900円
前日の振り返りとドル円予想
9日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合を翌週に控える中、ドル買い・円売りがやや優勢だった。138円台後半では下値が堅かったが、140円に近付くと戻り売りが優勢で139円台後半では伸び悩んだ。
13-14日のFOMCでは利上げ休止が見込まれるものの、声明で次回以降の追加利上げに含みを残すなどタカ派スタンスは維持するとの見方が多い。
日銀は15-16日の会合で金融緩和政策の現状維持を決める公算が大きいが、物価見通しの改定に合わせて次回7月会合でイールドカーブ・コントロール(YCC)の修正に動くとの観測がくすぶっている。
明日13日には米5月消費者物価指数(CPI)の発表も予定されている。本日はめぼしい材料がない上に明日以降に重要イベントを多数控えていることから、市場の動意は限られる公算が大きい。ドル/円も139円台を中心とするもみ合い商状が続きそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート
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