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ドル/円は135円台後半 米債務上限問題を巡る会合を控え上値が重い(FX投資)

ドル/円、136円台を突破!

15日のドル/円は、136.32円前後まで上値を拡大。
東京市場では、先週末のNY市場からのドル買いの流れが続く中、ゴトー日(5・10日)の仲値公示にかけて136円を突破してきました。欧州市場では、時間外の米長期金利が高止まりする中でドル/円は堅調に推移し、一時136.32円前後まで上伸しました。

NY市場では、米5月NY連銀製造業景気指数が-31.8と予想(-3.9)を大幅に下回ったことでドル/円は135.71円前後まで下落しました。しかし、その後はボスティック・アトランタ連銀総裁が「2024年に入ってしばらくするまで利下げを検討することはない」との考えを示したことなどから、ドル/円は買い戻されて136円台まで持ち直しました。

ドル/円、米4月小売売上高に注目

本日、東京市場のドル/円は136円を挟んでもみ合う展開。昨日からの流れを引き継いだドル買いと136円台での戻り売りが交錯し、20銭あまりの小幅な値動きとなっていました。欧州市場に入ると136円を上値に伸び悩む展開が続いたことから戻り売り意欲が強まり135.69円前後まで下落しています。

今夜は、米4月小売売上高に注目が集まります。2月、3月と前月比マイナス(-0.2%、-1.0%)が続きましたが、4月は+0.8%と大幅増の予想になっています。自動車を除く前月比についても+0.4%の予想です。仮に市場予想を上回る結果となれば6月の利上げ期待が高まりドルが買われそうです。昨日の高値136.32円前後を突破すれば上値摸索の動きが強まる可能性もあるでしょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、下値を切り上げる流れが継続しており15日終値で136円を上抜けています。そのことから上昇目線は継続とみます。ただ、10日移動平均線が下向き且つ136円台の上値が重く135円台へ押し戻されています。この先、136円を上抜くことができなければ133円台を安値にしたWボトムのネックライン135.47円前後まで下押す可能性が考えられます。ネックラインを下抜けると135.00円台までの下落が考えられる一方で、反発すれば再び136円台を試す動きになりそうです。

ドル/円



この後の経済イベント

5/16(火)
21:15 メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
21:30☆カナダ4月消費者物価指数
21:30☆米4月小売売上高
22:15 米4月鉱工業生産
23:00 米5月NAHB住宅市場指数
23:00 米3月企業在庫
23:00☆ラガルドECB総裁、講演
23:00 バーFRB副議長、議会証言
25:15 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演
28:15 ローガン米ダラス連銀総裁、講演
-----☆債務上限問題を巡り、米大統領と議会指導者が会合
----- EU財務相理事会

※☆は特に注目の材料

今日の注目トピック

米債務上限問題について、未だ進展が見られていません。イエレン米財務長官は「議会が6月初めまでに債務上限を引き上げるか適用を停止する措置を講じなければ、財務省が政府の支払い義務全てを履行することができなくなる公算が大きいと引き続き予測される。早ければ6月1日の可能性もある」と議会指導者に書簡にて伝えています。また、バイデン大統領は、同問題の交渉に進展がない限り19日から始まるG7広島サミットにオンラインで出席する可能性があることを述べています。本日も大統領と議会指導者の会合が予定されているため進展があるかに注目です。Xデーとされる6月1日まで2週間ほどあり現状としては為替相場は大きく反応していませんが、日が経つにつれて緊張感が高まり、金融市場が不安定化する可能性がありますので引き続き注視していきましょう。

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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