中南米市場比較的落ち着いた動き=メキシコペソ
9日の中南米通貨は比較的落ち着いた動きを見せた。ブラジルのルラ大統領が自身の意見に近いガリポロ財務次官ら2名をブラジル中銀の理事に指名したことで利下げ期待が強まり、レアル売りが見られる動きがあったが、その後落ち着いた。
ドルメキシコペソは8課に続いて1ドル=17.75割れをトライする動きを見せたが、動きはそこまで。ペソ高傾向が継続も、ドル安ペソ高圏をさらにトライする勢いに欠けた。
ペソ円は7円60銭前後でしっかりとした動きも、海外市場では目立った流れを見せなかった。
USDMXN 17.769 MXNJPY 7.606
(配信:みんかぶFx 2023/5/10(水) 7:07)
やや元安圏もここからのドル買いに慎重=中国人民元
ドル人民元は1ドル=6.9280前後での推移。昨日の高値圏でのもみ合いとなっている。昨日は6.91台から現水準近くまで上昇も6.93手前の売りに6.92兆度近くまで下げている。今日も再びドル高元安トライも、昨日同様6.93手前の売りが上値を阻んでいる。メーデーでの長期休場(5月1日-3日)後の高値圏であるが、メーデー前には6.9350前後まで上昇する場面が見られた。
対円では19円50銭前後での推移。先週ドル円が137円台から133円台を付ける中で19円90銭台から19円30銭近くまで下落、少し戻してのもみ合いが続いている。
USDCNY 6.9280 CNYJPY 19.511
(配信:みんかぶFx 2023/5/10(水)12:21)
クローナ高一服も動き限定的=スウェーデンクローナ
ドルクローナは4月中旬から今月初めまでの1ドル=10.30クローナを挟んで10.22-10.38でのレンジ取引が続いた状況からクローナ高となり、今週初めに10.13クローナを付けた。ユーロクローナが11.37クローナから11.16クローナ台を付けるなど、クローナ高が目立っていた。
昨日、北欧市場ではクローナ高が一服したものの1ドル=10.22クローナ前後が重くなるなど上値が抑えられている。
スウェーデン中銀(リクスバンク)は先月26日の会合で0.5%の利上げを決定、打ち止め期待の米FOMCとの金利縮小期待がクローナ買いとなっている。
対円でもしっかりで13.28円前後での推移。先週の円高局面で13円台を何とか維持(13.01前後まで)したことで少し買いが入りやすくなっている。
USDSEK 10.178 SEKJPY 13.280
(配信:みんかぶFx 2023/5/10(水) 12:34)
原油安一服も追い風となったが、ドル安圏からは反発=ノルウェークローネ
先週はNY原油が一時大きく低下。欧州有数の産油国ノルウェーへの警戒感につながったこともあり、ドルクローネは1ドル=10.83クローネを付けた。ノルウェークローネ/スウェーデンクローナ(NOK/SEK)での4月初めからのクローネ売りクローナ買いの動きも加速し、4月初めの1クローネ=1.01クローナ近くから0.9500クローナに迫る動きを見せた。
その後NY原油の反発もあってクローネ買いとなり今週初めに10.45クローナ台を付けたが、その後少し戻して10.60クローナ近くとなっている。NOK/SEKは0.9700超えまで反発。その後0.96台での推移。
クローネ円は12円46銭を付けた後12円90銭台まで上昇。直近は12円80銭前後での推移。
NOKJPY 12.794
(配信:みんかぶFx 2023/5/10(水) 12:43)
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