2023年5月10日
【ドル/円】：135.50超えで終えれば下値リスクが後退。
ドル円は、小陽線で終え膠着状態となっていますが、135.00超えに実体を置いており、上値トライの可能性に繋げています。但し、133.70-80の日足の下値抵抗を割り込んで終えた場合は、調整下げ局面が続きます。この場合でも131.20～131.50に日足、週足の下値抵抗が控えており、131円を割り込んで終えない限り、“ドル弱気”に変化しません。 今日は日本時間21時30分に、米4月の消費者物価指数（CPI）の発表を控えており、日中は様子見となりそうです。 （市場予想：前月比0.4％、前年同月比5.0％、コア指数：前月比0.4％、前年同月比5.5％） ドル買いは133.80-90の押し目待ちとします。損切りは133.40で撤退です。ドル売りは135.20-30で軽く売って135.60で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は135.50-60，136.40-50，137.10-20に、下値抵抗は134.50-60，133.70-80，133.00-10，132.00-10にあります。
【ユーロ/円】： 149.50超えで終えれば調整下げ終了の可能性が点灯。
ユーロ/円は小幅続落となりました。調整下げの範囲内ですが、日足の形状がやや弱く下値リスクにより警戒が必要です。149.50-60に日足の上値抵抗がありますが、これを上抜けて終えれば調整下げが一巡した可能性が高くなります。逆に、147.70以下で終えた場合は調整下げの流れが継続します。買いは1日様子見です。売りは149.00-10の戻り待ちとします。損切りは149.60で撤退です。上値抵抗は149.00-10，149.40-50，149.80-90，150.20-30に、下値抵抗は147.70-80，147.40-50，147.00±10銭にあります。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小幅続落となり日足の形状がやや悪化していますが、トレンドの変化は認められません。買いは1.0940-50で押し目買い。損切りは1.0890で撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は1.0980-90，1.1020-30，1.1060-70，1.1090-00に、下値抵抗は1.0940-50，1.0910-20，1.0860-70にあります。1.0850以下で終えた場合は調整局面入りの可能性が高くなります。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
