前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
26日の欧州・NY時間、米地銀ファースト・リパブリック・バンク(FRC)の存続性が一段と危ぶまれて金融システム不安が再燃し、ドル円は133.27円付近まで売りが先行した。しかし、FRCの買収絡みのヘッドラインが流れると、米長期金利が急騰。ドル円も133.836円まで反発。さらに、市場予想を上回る米3月耐久財受注を受けて133.923円まで上値を伸ばした。
しかしながら、「FRCの救済について、米政府は現時点で介入に消極的」との報道が伝わると、ドル円は133.016円まで急落。売り一巡後は、米長期金利の反発で、133.88円付近へ戻すも、今度は「FRCが米連邦準備理事会(FRB)の窓口貸出へのアクセスを制限される可能性」とのニュースに米株式市場が急落すると、ドル円は133.476円まで押し戻されるなど、米銀のヘッドラインに振り回される展開となった。
本日アジア時間、NY時間に重要な経済指標の発表を控え、方向感の乏しい展開となり、133.50円中心に振幅した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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