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ドル円 131円台後半でもみ合う展開 まもなく米雇用統計発表

ドル/円、ドル売り加速で一時130円台

昨日のドル/円は、一時130.92円前後まで下落する展開。米新規失業保険申請件数が22.8万件と市場予想(20.0万件)を上回ったことでドル売りが強まりました。しかし、発表元の米労働省が季節調整の手法を変更したと発表したことがわかるとドルが買い戻され131.90円前後まで上値を伸ばしました。

ドル/円、米雇用統計に注目集まる

東京市場のドル/円は、131台後半でもみ合う展開。一時131.92円前後まで強含む場面がありましたが、132円を前に失速し131.57円前後まで下落するなど、持ち高調整主体の値動きとなりました。

本日から海外勢の多くがイースター(復活祭)休暇で4連休となり市場参加者が少なくなります。今夜は、そうした中で発表される米3月雇用統計に注目が集まっています。今週発表された複数の米雇用関連指標が予想を下回る結果になったことから市場では米国の景気後退(リセッション)懸念が高まっています。米3月雇用統計も市場予想を下回るようだとドル売りが加速し、ドル/円が再び130円台に差し込む可能性もあるでしょう。一方、市場予想を大きく上回らない限りは、ドル買いが強まっても132円台では伸び悩む展開となりそうです。

なお、足元のドル/円は、10日移動平均線(131.97円)を上値抵抗に伸び悩んでおり、132円台には20日・80日線が下向きで位置していることからも上値が重い展開が想定されます。一方、下値に関しては130円台では押し目買いが入りやすく下げ渋っています。明確な方向感がない中、130円台で来週を迎えると弱気基調の継続、132円台だと反発基調となりそうです。

この後の経済イベント

4/7(金)
21:30 米3月非農業部門雇用者数
21:30 米3月失業率
21:30 米3月平均時給
28:00 米2月消費者信用残高

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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