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ドル円一時129円台後半 欧州での金融不安再燃でドル安進む

ドル円一時129円台後半 欧州での金融不安再燃でドル安進む

24日のドル円は欧州での金融不安の再燃を背景に夕方にかけて軟調に推移し、一時129円台後半まで下落しました。

24日夕方にかけて、米FRBによる利上げが近く休止するとの観測が広がる中、ドルを売って円を買う動きが強まりました。

また、ドイツ銀行の株価が急落したことや、ロシアの新興財閥が経済制裁を回避するのを手助けした可能性があるとして米司法省がクレディ・スイスとUBSを調査していると報道されたことで金融不安が再燃し、19時頃には一時129.65円前後までドル安が進みました。

その後は買い戻しが進んで130円台を回復し、23時前に発表された米3月製造業・サービス部門PMIが予想を上回ったことを受けてドル買いが加速しました。米セントルイス連銀のブラード総裁がインフレは依然として高すぎるとの認識を示したこともドル買い材料となり、週明けの本日午前にかけてドル高が進みました。

ドル円不安定な動き続くか 金融リスク関連の続報に警戒

24日、ドイツ銀行の株価急落などで金融不安が再燃し、リスク回避の円買いが優勢となる中、ドル円は一時130円台を割り込んで2月3日以来の安値となる129.65円前後まで下落しました。

その後米PMIの良好な結果やブラード米セントルイス連銀総裁の発言を受けて持ち直しましたが、金融不安への警戒感が根強い中でドル円は不安定な動きが続くことが予想されます。

本日ドル円関連の重要イベントは予定されておらず、市場では金融リスク関連の続報が警戒されつつ、明日以降発表される米経済指標の結果を見極めたいとの思惑が広がっています。金融不安が払拭されない中、来月には日銀総裁の交代も予定されており、引き続き日米の金融政策の行方に注目が集まります。

 
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