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ドル/円:上下に振れる展開か。132.00超えで終えれば下値リスクがやや後退、132.60超えで終えれば一段のドル上昇へ。逆に128.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯、128.00以下で終えた場合はドルの下落幅拡大に要警戒。



 

ドル/円:上下に振れる展開か。132.00超えで終えれば下値リスクがやや後退、132.60超えで終えれば一段のドル上昇へ。逆に128.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯、128.00以下で終えた場合はドルの下落幅拡大に要警戒。

直近の日足は実体が小さく下ヒゲの非常に長い陰線引けとなった。下値トライに失敗した形となったことや、実体ベースでは130.50-60の日足の下値抵抗を守って終えており、上値トライの可能性を残しているが、132.00超えで終えない限り、下値リスクにも注意が必要だ。日足の上値抵抗が132.00-10,132.50-60にあるが、全てクリアして132.60超えで終えれば“ドル強気”に変化して一段のドル上昇に繋がり易くなる。逆に、130.40以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが高くなり、2/3の米雇用統計発表後にすり抜けた128.50~129.90ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなる。さらに128.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、128円割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、125円方向への一段のドル下落リスクに注意が必要となる。日足の上値抵抗は132.00-10,132.50-60,133.40-50,134.10-20に、下値抵抗は130.50-60,129.90-00,129.00-10,128.50-60にある。21日移動平均線は129.97にあり足元を支えた状態だが、120日、200日線は138.87と136.83に位置しており、中期トレンドが弱い状態にあることを示唆している。 一方直近の週足は、前週足から大きく上寄りのスタートとなったが、結果的には実体が小さい陰線引けとなった。続伸に繋げられずに終えているが、この陰線の下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となったことや、昨年10月に付けた151.95を基点として上値を切り下げてきた流れから、横に外れた位置で終えており、上値トライの流れに転ずる可能性を示唆している。現状は下値リスクを残しており、トレンドの変化は認められないものの、週初の突っ込み売りにも注意する必要がありそうだ。今週の週足の下値抵抗が128.80-90にあるが、これを割り込んで越週した場合は、立上げの可能性を打ち消して、下値リスクが点灯、128円割れで越週した場合は新たな下げトレンド入りの可能性が生じてドルの下落幅拡大に注意が必要となる。逆に、132.00-10の抵抗を上抜けて越週すれば短期トレンドが“ドル強気”に変化して来週以降一段のドル上昇に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は132.00-10,133.30-40,134.20-30,135.00-10に、下値抵抗は129.90-00,128.80-90,128.00-10,127.10-20にある。31週移動平均線は137.81にあり、上値を抑え込んでいるが、62週線は130.24に位置しており、短期的な下値抵抗として働いている。 今週の戦略は、ドル買いは130.40-50で押し目買い。損切りは129.70で撤退。ドル売りは131.90-00で戻り売り。損切りは132.60で撤退としたい。上値は、131.70-80,132.00-10に強い抵抗があるが、132.00超えで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクがやや後退、132.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は、短期トレンドが“ドル強気”に変化して上値余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも中期トレンドがまだ弱く135円は壁となろう。下値は、131.00-10に軽い抵抗が、130.70-80,130.50-60にやや強い抵抗が出来ているが、130.40以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値余地がもう一段拡がり易くなる。この下の抵抗は130.00-10,129.70-80,129.20-30,129.00-10,128.50-60。128.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯、128.00を割り込んで終えた場合は“ドル弱気”の流れに戻して下落余地がさらに拡がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2022/06/09~2023/02/10(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2019/12/27~2023/02/10(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:上値の重い展開。上下の抵抗を抜け切れない状態。142.50超えで終えれば一段の上昇へ。138.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯。

直近の日足は陰線引けとなり、上値を切り下げている。下値リスクがやや高い状態にあるが、直近の陰線が139.50-60の日足の抵抗に跳ね返されており、これを支えとして反発に転ずる可能性を残している。一方で上値も141円台に強い上値抵抗が散在しており、反発に転じても上値抵抗を抜け切れない可能性も高いと見られる。短期トレンドは“ユーロやや弱気”の状態にあるが、142.00超えで終えれば下値リスクがやや後退、142.50超えで終えれば“強気”に変化して一段の上昇に繋がり易くなる。この場合でも中期トレンドがまだ弱く急伸にも繋がり難いと見られる。逆に139.50以下で終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなる。さらに138.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性に注意が必要となる。日足の上値抵抗は141.10-20,141.60-70,142.00-10,142.50-60に、下値抵抗は139.60-70,138.50-60,138.00-10,137.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は140.71、142.75,141.08に位置しているが、これらを下抜け始めており、下値リスクにより警戒する必要がある。 一方直近の週足を見ると、前週足から大きく上寄りのスタートとなったが、上値抵抗をクリアし切れずに陰線引けしており、下値リスクが点灯している。現状は昨年3月に付けた124.40と今年1月に付けた137.39を結ぶサポートライの下値抵抗が139.10-20にあり、下値抵抗として働いているが、これを守り切れずに越週した場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は141.00-10,142.30-40,143.10-20に、下値抵抗は139.10-20,138.00-10,137.00-10にある。31週移動平均線は141.39に位置しており、この下に入り込んで下値リスクが点灯中だが、62週線は137.64にあり下値を支えている。 今週の戦略は、ユーロ買いは様子見か138.80-90まで引き付けて。損切りは138.40で浅めに撤退。ユーロ売りは141.10-20で戻り売り。損切りは141.80で一旦撤退するか、深い場合は“ニュートラル”な状態に戻す142.10に置く必要がある。 上値は、140.70-80に軽い抵抗が、141.10-20,141.60-70,142.00-10に強い抵抗があるが、全てクリアした場合は“ニュートラル”な状態に戻して上値トライの動きが強まり易くなる。さらに142.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は“ユーロやや強気”に変化して一段の上昇へ。上値抵抗は142.80-90,143.10-20,143.50-60,144.00-10。下値は、139.80-90に軽い抵抗が、139.60-70,139.10-20,138.50-60にやや強い抵抗があるが、全て切り崩して138.50割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、138.00-10の抵抗を切り崩しつつ一段のユーロ下落へ。 (川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/07/26~2023/02/10(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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