2023年2月10日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ドル/円は直近の日足が“タクリ足の陽線”引けとなり、下値トライに失敗した形で終えています。132.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば“強気”の流れに戻して、来週も上値トライの動きが強まり易くなりますが、逆に上値トライに失敗して130.50以下で終えた場合は、下値リスクが点灯して、先週末の雇用統計発表時ですり抜けた128～129円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。 ドル買いは1日様子見か131.00以下で軽く買って130.40で撤退です。ドル売りは132.00-10で戻り売り。損切りは132.70で撤退です。 日足の上値抵抗は132.00-10，132.50-60，133.30-40に、下値抵抗は131.00-10，130.50-60，129.20-30，128.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。戻り売り。
ユーロ/円は小幅続伸となり上値余地を探る動きに繋げています。若干上値余地が拡がる可能性がありますが、日足、週足ともに形状が改善しておらず、下値リスクを残した状態です。買いは様子見か139.90-00まで引きつけて。損切りは139.40で撤退です。売りは141.60-70で戻り売り。損切りは浅い場合で142.20，深い場合は142.60に置く必要があります。139.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯、逆に142.00超えで終えれば下値リスクがやや後退、142.50超えで終えれば“強気”に変化します。
【ユーロ/ドル】：上値トライに失敗。戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは実体が小さく上ヒゲの長い陽線引けとなり、上値トライに失敗した形で終えています。1.0700-10の下値抵抗を守っていますが、下値リスクがより高いので買いは様子見です。売りは損切りが付いたので1日様子を見るか、1.0780-90まで引きつけて。損切りは1.0820で浅めに撤退です。上値抵抗は1.0760-70，1.0780-90，1.0810-20に、下値抵抗は1.0710-20，1.0680-90，1.0630-40にあります。短期トレンドは1.0900超えで終えれば“ニュートラル”な状態に変化しますが、1.1000超えで終えるまでは“強気”に変化しません。
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