この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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MXNペソ、上警戒?もうあと一回も-メキシコ中銀 金融政策
動画要旨
メキシコ中銀金融政策
日本時間2月10日、午前4時にメキシコ中銀が政策金利を発表します。政策メンバーは5名で、金融政策は、国内状況はもちろん、自国通貨防衛の観点から、経済的に結びつきの強い米国の政策動向にも、左右される傾向があります。
メキシコ中銀金融政策を見る上でのポイントは3つ
1つ目は、メキシコ中銀は12月15日に金融政策決定会合を開き、政策金利を10%から10.5%に引き上げました。
それまで4会合連続で0.75%の利上げを実施してきましたが、米国の利上げペース減速に歩調を合わせるように引き上げ幅を縮小させました。
2つ目は、2月会合で利上げ停止の可能性も。前回の声明文では「次回会合でも、なお利上げが必要」としつつも、「さらなる調整の必要性については、その後に評価していく」としており、2月会合で0.25%利上げして、いったん利上げサイクルを停止する可能性が示唆されました。
昨年10-12月期に成長が減速しているほか、総合のインフレ率はピークアウト感もあり、利上げ幅縮小は合理的と思われます。
ただ、コアインフレ率が高止まりしている状況を考えると、声明文通りに停止されるかどうかは微妙です。
3つ目は、今会合からハト派だったエスキベル副総裁の後任にメヒア新副総裁が就任したため、同副総裁のスタンスが注目されます。メヒア副総裁のタカ派姿勢が強いようなら、利上げの継続性が意識される可能性はあります。
MXNペソ/円の反応
メキシコ中銀金融政策
TEAMハロンズとしては、成長減速から利上げ幅は縮小されるものの、インフレ後退が遅れている点で、中銀は直ちに利上げ停止とはいかず、3月の追加利上げに含みを持たせるとの思いから、イベントリスクは上向きと考えます。
3分早わかり過去の結果
※過去10回分を表示、更新日2023年2月8日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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