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ドル/円:上値余地を探る動き。130.80超えで終えれば一段のドル上昇へ。128.00以下で終えた場合は下値リスクが点灯、127.00割れで一段のドル下落へ。

ドル/円:上値余地を探る動き。130.80超えで終えれば一段のドル上昇へ。128.00以下で終えた場合は下値リスクが点灯、127.00割れで一段のドル下落へ。

直近の日足は寄付き安値の陽線引けとなったが、上ヒゲがやや長く上値トライにも失敗した形で終えている。また、上値を切り下げる流れからも上抜け切れておらず、130.60-70の日足の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い。また、これを達成した場合でも132.50超えで越週するまでは下値リスクにも注意する必要がある。一方で中・長期的な下値抵抗ポイントである127~128円台を守り切った感があり、底打ち・反転の流れに入った可能性も高く、反落した場合でも129.00以下の売りも慎重に臨む必要がある。但し、128.00-10の抵抗を守り切れずに終えた場合は、再び下値リスクが点灯、127.00割れを見た場合は“ドル弱気”に変化してドル下落幅拡大に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は130.60-70,131.30-40,132.40-50に、下値抵抗は129.20-30、128.50-60,128.10-20にある。21日移動平均線は131.19にありこれを上抜け切れていないが、130.80超えで終えれば下値リスクが軽減される。120日、200日線は139.47と136.71にあり、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりない。 一方直近の週足は、陽線で切り返して続落を食い止めているが、前週の大陰線の値幅を上抜け切れていない。また、昨年10月に付けた151.95を基点として上値を切り下げる流れからも上抜けておらず、下値リスクがより高い状態に変わりない。この週足の上値抵抗は132.40-50にある。一方下値は、128.00±10銭に強い下値抵抗が出来ており、先週付けた127.23で底打ち、反転の流れに入った可能性が点灯している。128円を割り込んで越週しない限り、押しは一旦買い場となろう。今週の週足ベースで見た上値抵抗は131.10-20,132.40-50,133.30-40に、下値抵抗は129.30-40,128.60-70,128.00±10銭にある。132.50超えで終えれば下値リスクが後退して上値余地がさらに拡がり易くなるが、逆に、128円を割り込んで越週した場合は、立上げの可能性を打ち消してドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。31週移動平均線は138.27にあり中期トレンドが弱い状態にあることを示しているが、62週線は129.40に位置しており、短期的な下値抵抗として働く可能性を示唆している。 今週の戦略は、ドル買いは129.20-30で押し目買い。下値余地を128.90近辺まで見ておく必要がある。損切りは128.40で一旦撤退。ドル売りは様子見か、133.10に損切りを置くなら132.40-50の吹き値があれば軽く売り向かい。 上値は、129.90-00に軽い抵抗が、130.20-30,130.60-70,130.90-00,131.30-40,131.70-80,132.10-20,132.40-50に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが強まろう。全て上抜けて越週すれば短期トレンドが“ドル強気”に変化して一段のドル上昇へ。下値は、129.20-30,128.90-00,128.60-70にやや強い抵抗が出来ており、これらを支えとして上値トライの可能性に繋げているが、128.30以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。さらに、128.00を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、値動きの中で127.00割れを見た場合は“ドル弱気”の流れに戻して124~125円方向への一段の下落に繋がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2022/05/19~2023/01/20(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2019/12/06~2023/01/20(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:反発余地を探る動き。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。138円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、137.50割れを見た場合は下落幅拡大に注意。

直近の日足は寄付き安値の陽線引けとなり、この足が140円台に実体を乗せており、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻している。一方で、昨年10月に付けた148.40を基点として上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、反発余地を試した後のユーロ反落の可能性にも注意する必要がある。日足が142円台に実体を戻すか142.50-60の抵抗をクリアした場合は、下値リスクが軽減されて上値余地がさらに拡がり易くなるが、この場合でも144~146円ゾーンの抵抗が厚く、簡単には上抜けそうもない。また、139.00を割り込んで終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、138.00を割り込んで終えるか、137.50割れを見た場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなる。日足の上値抵抗は、141.50-60,142.00-10、142.50-60に、下値抵抗は140.20-30、139.60-70,139.00-10,138.60-70にある。21日移動平均線は140.48にあり、若干上抜けているが“ダマシ”の範囲内にある。また、120日、200日線は142.20と140.78にあり、これらを上抜け切れていないが、142円台に実体を乗せて終えれば下値リスクが後退して上値余地がさらに拡がり易くなる。 一方直近の週足は陽線引けとなり、続落を食い止めている。上値トライの可能性に繋げているが、上値を切り下げる流れからは上抜けていない。下値リスクを残した状態にあるので、買いは引き付ける必要がありそうだ。また、138.50以下で越週した場合は下値リスクが点灯、138.00を割り込んで越週した場合は、“ユーロ弱気”の流れに戻して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は143.40-50,145.00-10,145.40-50に、下値抵抗は140.00-10,138.60-70,138.00-10にある。31週移動平均線は141.37に位置しており、この下に入り込んで下値リスクがまだ高い状態にあることを示しているが、62週線は137.02に位置しており先週の下値トライでもこれをブレイク出来ずに反発に転じている。 今週の戦略は、ユーロ買いは139.70-80まで引きつけて。損切りは138.90で撤退。また、138.00を割り込んで終えた場合は、短期戦略を“ユーロの戻り売り”方針に転換。ユーロ売りは様子見か、142.40-50の吹き値があれば売り向かい。損切りは143.10で一旦撤退としたい。また、損切りが付かない場合でも142円台を維持して終えた場合は、ユーロ売りは一旦撤退して様子見へ。 上値は、140.70-80に軽い抵抗が、141.00-10,141.50-60,141.80-90,142.10-20,142.40-50に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが強まろう。142円台で終えれば下値リスクがやや後退、142.50超えで終えれば上値余地がもう一段拡がり易くなる。下値は、140.20-30に軽い抵抗が、139.70-80,139.30-40、139.00-10にやや強い抵抗が出来ているが、139.00以下で終えた場合は日足の形状が悪化、138.00を割り込んで終えるか137.50割れを見た場合は“ユーロ弱気”の流れに戻して134~135円方向への一段の下落へ。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/07/05~2023/01/20(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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