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ドル円一時128円台 米CPI受け利上げペース減速の見方強まる

ドル円一時128円台 米CPI受け約7ヶ月ぶり安値へ下落

12日のドル円は、朝から日銀の緩和政策修正を示唆する報道を受けて下落し、日通し軟調に推移した後、米12月消費者物価指数(CPI)の結果を受けて大きく続落し、一時128円台後半まで円高ドル安が進みました。

ドル円相場は12日朝まで米CPI発表を前にもみ合いが続いていましたが、同日午前8時前に「日銀が今月17日からの金融政策決定会合で大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検する」との報道が伝わり、日銀が追加の金融政策修正を行うとの観測が出て午後には131円台前半まで下落しました。

その後も軟調に推移し、22時半に米12月消費者物価指数(CPI)が発表されると、予想通りアメリカのインフレが大幅に鈍化していたことを受けてドル円は大きく下落し、本日未明には昨年6月以来約7ヶ月ぶりの安値となる128.86円前後を付けました。

ドル円、米利上げペース減速観測で下落トレンド 今夜も米指標に注目

注目されていた昨夜の米12月消費者物価指数(CPI)では、結果の大部分は予想通りであったものの、消費者物価指数の上昇率が6か月連続で前月を下回り、アメリカのインフレが収束に向かっていることがあらためて意識されました。その結果、来月1日に開かれる米FOMCで利上げ幅がさらに縮小されるとの見方が強まり、ドル売り円買いの動きが加速しました。

本日はこの後24時に米1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値が発表されます。本指標では消費者が将来どの程度インフレを見込んでいるかを表す期待インフレ率などが示され、アメリカの金融政策を決定する上でも重視されると言われています。

市場では日銀のさらなる緩和策修正への警戒や米CPIの結果からドルを売って円が買われやすい展開となっており、今夜の米1月ミシガン大学消費者態度指数でアメリカのインフレ鈍化がより強く示される結果となるのか、注目が集まっています。

 
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